【PR】「ブランド体験の場」仕掛け人 空間をメディアに、価値伝達

    コルレオーネ・インベストメント・ジャパン 中村武治社長
    コルレオーネ・インベストメント・ジャパン 中村武治社長
    コルレオーネ・インベストメント・ジャパン
    中村武治社長

    あるブランドの価値を多くの人に知ってもらいたいときに、単にその情報を広告やメディアを通して伝えるだけでなく、実際にブランドを体験できるリアルな場を作る。現在では一般的になったこの手法を、日本に根付かせるために奮闘した人物がいる。

    「アパレル企業から独立し不動産事業を始めたいと考えていた10年ちょっと前、渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンをふと見上げて気付いた。『これはメディアの一種だが、通常のメディアではない。いわば不動産がメディアになっている』と。自分がやる不動産はこれだと思った」。

    体験型企業アンテナショップ事業を展開する、コルレオーネ・インベストメント・ジャパンの中村武治社長は語る。

    当時米国で産声を上げたばかりのiPhoneは、日本では上陸前夜。SNSも各社のサービスが始まろうとしていた黎明期だ。だが中村氏の脳裏には、消費者がスマホで撮った写真を自らSNSで発信する日本の未来像が浮かんだという。「ユーザーに自ら発信してもらうことで、スペースをメディア化できる」。そう考えた。

    以来“スペースをメディア化する男”を自称し大手広告代理店に話をもちかけるも、前例のない提案に当初は戸惑われた。やがて熱意が通じて任されたのは、ある大手メーカーの画期的新製品を飲食店向けにPRするプロジェクトだった。

    東京・銀座の目抜き通りに、製品を体験できるバーを期間限定で出店する――。そんな計画を立てた。「今でこそポップアップストアなどと呼ばれるようになったが、ある場所を短期間だけ借りるような契約書を当時の不動産業者は持っていなかった」。

    ビルを建てる予定だったオーナーをなんとか説得して3か月だけ待ってもらい、出店にこぎつける。たちまち2時間待ちの行列ができた。その光景を目にした人々は、折しもブームとなり始めていたツイッターで次々と拡散。それを見た全国の飲食店オーナーから、注文が殺到する。最初の成功事例だった。

    その後も同様の手法によるPRを次々と展開。なかでも誰もが知る企業ブランディングの大成功事例となったのが、12年にオープンした「丸の内 タニタ食堂」だ。社員以外も利用できる食堂としてオープンした同店をきっかけに、タニタは健康医療機器メーカーにとどまらない一般への知名度とブランド力を獲得。現在では食堂のFC展開を始めるまでに成長した。

    昨年7月には“しょうゆもろみ”などの発酵食品を販売する「こころダイニング」を、キッコーマン初の体験型企業アンテナショップとして東京・吉祥寺にオープン。商品開発から店舗オープン、その後のプロモーション計画までを一貫して手掛けている。昨秋、東京・有楽町にオープンしたキッコーマンの体験型レストラン「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」も、同社がプロジェクト参加。現在進行中のプロジェクトも多数あるという。

    「広告代理店だけでは理想的なユーザー体験スペースを確保できない。そして不動産ディベロッパーは所有する自社物件を売ることしか興味がない。当社では企業が何をユーザーに伝えたいのか、そのためにどんなロケーションなら最高のパフォーマンスが得られるかを考え、実際にそのリアルスペースを押さえる。そこでどんな体験をしてもらうかというコンテンツのデザインまで行う。2020からは5Gがスタートしテクノロジーの進化で新たな顧客体験デザインも可能になる。ユーザーの体験をリアルとデジタルで融合していく。当社はこんなことができる日本で唯一の不動産屋だ」と中村氏は自負を語る。

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    コルレオーネ・インベストメント・ジャパン
    東京都中央区銀座8-12-15全国燃料会館4F
    電話:03-5550-0575
    http://corleone-investment-japan.co.jp/

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