「凄麺の日」で店頭販促 品質価値をアピール ヤマダイ

ヤマダイは10月29日をノンフライカップ麺「凄麺の日」に制定、秋需に向けさまざまなプロモーションを展開しているが、10月26日(一部27日、29日にも実施)には、全国30以上の量販店で試食販売イベント「凄麺まつり」を開催した。「カスミ フードスクエア八潮駅前店」(埼玉県八潮市)には大久保慶一社長が来店し、大陳した「凄麺」商品を来店客に直接アピールした。

今期は、同社にとって11年半ぶりとなる価格改定の影響が懸念されたが、上期(4~9月)の「凄麺」ブランドは前年並みと健闘。先月12日に首都圏、東北を襲った台風19号以降は注文が殺到し、現在、フル稼働で生産しているものの、需要に対応できない状況となっているという。

大久保社長は試食販売について「お客さまに(実際に)食べていただき品質をご評価いただけるいい機会だ」との認識を示すとともに、価格改定の影響について「(価格改定は)スムーズに進み、影響はほとんどなかった。息の長い商品を基本方針に掲げ、中身の価値、品質を訴求して販売してきたことの成果と考えている」などと語った。

「凄麺」ブランドは「ご当地」「逸品」シリーズを柱に、和風、汁なしも加わり、ラインアップはいまや定番30SKUにまで拡大している。改廃マーチャンダイジング全盛のカップ麺市場にあって異例だが、リニューアルを繰り返すことでご当地商品としての完成度を高め、それが結果的に息の長い商品につながっている形だ。

今期は創作系ご当地「静岡焼津かつおラーメン」「名古屋台湾ラーメン」「長崎ちゃんぽん」といった商品を続々と投入しているほか、10月21日には「凄麺の日」を記念した税別300円という「凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン」を発売。今後も品質価値を重視したノンフライカップ麺を展開。即席麺市場を活性化していく。