地域のおいしい素材を飲料に ブランド米、そばの実、国産果汁など JR東の自販機飲料

JR東日本ウォータービジネスは、消費者からの声とエキナカを中心に展開している「acure〈アキュア〉」の自販機から得られるビッグデータを掛け合わせて、オリジナル飲料ブランド「acure made〈アキュアメイド〉」の開発に取り組んでいる。

地域のおいしい素材の使用とエキナカ特有のニーズへの対応の2つを開発の軸足とし、この秋冬に向けては地域のおいしい素材を使った新商品を続々と投入している。

このほど本社で発表した営業本部商品部の石原結衣氏は「昨年は暖冬だったが、食事系のスープ飲料などホット商品が支持された。今年も幅広くラインアップして強化していく」と語った。

石原結衣氏(JR東日本ウォータービジネス)
石原結衣氏(JR東日本ウォータービジネス)

この考えの下、新商品の「新之助 玄米茶」や既存品の「信州そば茶」はホット・コールド兼用とし各エキナカの状況に対応していく。秋冬の緑茶以外の茶系商品は、飲料各社のブレンド茶・ほうじ茶・麦茶・玄米茶・ルイボスティー・ジャスミンティーなど12品以上を揃える予定となっている。

「新之助 玄米茶」は「新潟県のブランド米のイメージをお茶でも体現したいと考えて、新之助の米袋を踏襲したデザインにした」とし、9月17日から発売している。

新潟米の新之助は、地球温暖化を見据えて08年から500通りの交配と20万株以上からの選抜を繰り返して開発され、炊き立てだけではなく、冷めてもおいしいことが訴求ポイント。米袋のパッケージは紅白をベースカラーに水引きをイメージしたロゴをあしらい“ハレの日のお米”として格別感を表現している。

「信州そば茶」(JR東日本ウォータービジネス)
「信州そば茶」(JR東日本ウォータービジネス)

「信州そば茶」は、長野県産そばの実100%を使用したカフェインゼロ飲料。女性比率が5割と高く、発売5年目で定番商品の位置づけとなっている。営業本部商品部の大河原恭子氏は「信州そば茶シリーズは、長野県での購入の半分以上が首都圏の方で、ご当地商品需要がある。原料の確保が難しく毎年1~5月に販売しているが、この秋からは長野県を中心に限定で復活販売していく」と述べる。

9月24日に新発売した「From AQUAいよかん」は無糖フレーバーウォーター第5弾となる。「無糖フレーバーウォーターの先駆者であり、基本的に春夏に1品、秋冬に1品ずつ新商品を発売している。果汁エキスのみを使用した他商品が多い中、当社は産地にまでこだわった本物の国産果汁そのものを使用している」とし、同商品では愛媛県産のいよかん果汁を使っている。

大河原恭子氏(JR東日本ウォータービジネス)
大河原恭子氏(JR東日本ウォータービジネス)

果汁飲料の「青森りんごシリーズ」は今年で発売10年目。「一番の特徴はストレート果汁100%で酸化防止剤を使っていない点。品種を変えながら通年展開し、10月15日には『つがる』と『ふじ』と『きおう』の3品を発売する。通販や東日本エリア以外のエリアでも販売を強化していく」(石原氏)。

「From AQUA いよかん」(JR東日本ウォータービジネス)
「From AQUA いよかん」(JR東日本ウォータービジネス)