共同販促など提携進捗 レジ省力化の実証実験も 新日本スーパーマーケット同盟

アークス、バローホールディングス、リテールパートナーズの3社で発足した「新日本スーパーマーケット同盟」は7日、提携の進捗状況について発表した。これまでに大手NBとの共同販促、生鮮食品(水産)分野での原料共同調達による原価低減や地域特性に合わせた加工による商品提供などを実施しているが、来月にはスマートフォンPOSを使用したレジ省力化の実証実験に取り組むなど、提携メリットの追求を加速させる。

これまで日清食品、江崎グリコ、日本コカ・コーラ、エスビー食品など大手NBメーカーとの共同販促企画を実施。日清食品とは同盟設立を記念し、共同企画第1弾として「同盟設立をどん兵衛でお祝い“ど~ん”と食欲の秋」キャンペーンを実施したほか、今月29日からは3社が共同調達・販売する新商品「酸化防止剤無添加 赤ワイン」「酸化防止剤無添加 白ワイン」(製造者・サッポロビール)を発売し、同盟傘下の837店舗で販売する予定。このほか、生鮮食品では「北海道礼文島 真ほっけ開き」の原料を共同調達することで原価低減を実現させている。

11月にはレジメーカーと協力。スマートフォンPOSを使用したレジ省力化の実証実験を、リテールパートナーズの連結子会社である丸久の「アルク秋月店」(山口県周南市)で実施する予定。今後も3社の経営資源や経営ノウハウを有効活用し、地域に密着した独立系食品流通企業の結集軸として提携メリットを創出していく考えだ。

新日本スーパーマーケット同盟は、経営資源や経営ノウハウを有効活用し、地域に密着した独立系食品流通企業を目指し昨年12月に結成。地場商品の産地情報や取引先情報の相互共有、共同販促の企画、限定商品の開発などに取り組む「商品分科会」、店舗、物流、センター運営などのノウハウ共有などを行う「運営分科会」、人材採用、人材教育に関するノウハウの共有などを進める「間接部門分科会」、カード事業の共同研究などを行う「次世代領域開発分科会」などを設置し、提携メリットの追求に向けた取り組みを検討してきた。