乾物の新たな価値を発信 重点カテゴリーで提案強化 日本アクセス「乾物・乾麺・デリカ展示商談会」

日本アクセスは18日、東京・池袋サンシャインシティで東日本営業部門主催の「乾物・乾麺・デリカ展示商談会」を開催した。出展メーカー約165社(乾物56、乾麺31、デリカ57社など)、小売業バイヤーら約500人を招いた。

重点強化カテゴリーの一つである乾物・乾麺の提案に加え、今回はデリカ部門とのコラボレーションで、中食惣菜での乾物の活用やキット商材などを披露。全国各地の魅力ある乾物・乾麺を紹介するとともに、調味料メーカーとコラボした新たな食べ方提案や売場提案に力を入れた。

同社によると、乾物市場(豆類、干椎茸、海苔、わかめ、昆布、海藻類)は14年比で9%増。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食の高まり、健康志向、保存性が見直されたことにより、直近の5年トレンドで乾物は着実に伸長しており、「乾物はチャンスのある注目カテゴリー」とアピール。入り口そばの提案ブースでは「逸品乾物」「手間なし乾物」「乾物deカレー」の各テーマコーナーを設置し、乾物売場の活性化に向けた独自の企画提案を披露した。

「逸品乾物」コーナーでは、角屋米穀、石丸弥蔵商店、佐賀海苔、草野食品、ホクトの各社がこだわりの逸品を紹介。「手間なし乾物」コーナーでは水戻し不要のひじきなど、簡便・時短ニーズを意識した提案に力を入れた。

乾物・乾麺を使ったデリカのアレンジメニュー(日本アクセス 乾物・乾麺・デリカ展示商談会)
乾物・乾麺を使ったデリカのアレンジメニュー(日本アクセス 乾物・乾麺・デリカ展示商談会)

乾物の新たな食べ方では、国民食のカレーと乾物がコラボした「乾物deカレー」を提案。椎茸やひじき、豆、高野豆腐などの健康食材として注目されている乾物をカレーと合わせることで、メニューバリエーションが広がることを訴求。ドライ売場の活性化につながる企画としての導入を提案した。

また、味の素社との共同で、「ほんだし」「きょうの大皿」「鍋キューブ」とコラボした乾物の店頭企画を紹介。水戻し不要の切干し大根を使った「切り干し大根のおみそ汁」や「高野豆腐の肉みそキャベツ」など、食卓登場頻度の和食のビッグメニューで乾物の使い勝手を広げるメニューを提案したほか、本番を迎える鍋シーズンに向けて〆として乾麺の利用を提案。来場したバイヤーの注目を集めた。

デリカコーナーでは、今年度からスタートした「アクセス乾物乾麺市場開発研究会(AK研)」の取り組みとともに、中食惣菜向けに「手延べそうめん」「海苔」「ひじき」「干ししいたけ」「切干大根」の原料ごとにそれぞれの特徴や産地ごとの違いを細かく紹介。乾物・乾麺を使ったデリカのアレンジメニューも多数披露した。

なお、11月1日にはマイドームおおさかで、西日本営業部門による「乾物・乾麺展示商談会」を開催する。全国各エリアでの提案活動を強化していく。