「DAGASHIで世界を笑顔に」 社団法人を設立

任意団体として活動してきた「DAGASHIで世界を笑顔にする会」は一般社団法人化し、8月29日に東京菓子協会で設立総会を開いた。

同会は15年4月に18社で発足。同年にはフランスでもイベントを開いた。日本でも3月12日の「だがしの日」に、子供たちを対象としたイベントを開催。「小さくスタートした」(秋山秀行代表理事、大町社長)というが、今年は全国各地で開いた。

活動の中で重視するのは「子供の笑顔だ」(秋山氏)という。特に「障害を持つ子供、暴力などで孤立している子供、災害などで笑顔を忘れた子供を元気にしたい」との想いが根底にあると話す。

昨年の「だがしの日」には、念願だった被災地の石巻でイベントを実施し、ローマ法王からもメッセージが寄せられた。今年も西日本豪雨被災地で実施、来年は奇抜な企画を検討しているという。また、だがし業界では問題があったとしても声を上げる場がないことから、秋山代表理事は「声を拾うという使命もある」と設立の意義を強調する。

設立趣意書には「平等」と「共存共栄」を掲げ、「争わずに一緒になって問題を解決する、和を以て貴しとなすの精神を、だがしを通じて世界に広げたい」(秋山氏)と意欲をのぞかせる。

設立総会では農林水産省食品製造課の東野昭浩課長もあいさつに立ち、「輸出という面からみても、だがしは大きな可能性を秘めている。団体の名前の通り、だがしで笑顔の輪を世界に広げていくことを期待する」とエールを送った。台東区の服部征夫区長、東京都議会の高島直樹議員も登壇し、祝辞を述べた。