両国で「ギョーザ」体験 今年も順調、2ケタ増狙う 味の素冷凍食品

味の素冷凍食品は今年で3回目となる期間限定店「ギョーザステーション」を8月30日~9月9日まで、東京・両国駅で開設している。

同社製品「ギョーザ」は家庭用冷食市場で16年連続売上首位を誇り、年間で200億円以上を売上げ、今年も順調に推移している。黒崎正吉社長は「今期は2ケタ成長を確実にしたい」と意気込む。次期中計に向けて、餃子という領域、オケージョンを作れることをテーマの一つとして議論しているところだといい、将来へ向けての基盤づくりをしたいとする。国際戦略も見据え、グローバルで、アジア食としてのギョーザに注力したい考えも持つ。

課題は喫食率だ。1年に1度以上利用するユーザーは約2割ほどであり、さらに広めたい考えだ。「永久改良を掲げて常により良くしていく」(黒崎社長)ことに加え、8月11日には姉妹品「ひとくち餃子」を発売。新CMも投入する。黒崎社長は「『ギョーザ』はビールやワインにも合う」と語り、おつまみスナックの領域も広げたいという。

「ギョーザステーション」は、普段は使われず“幻のホーム”と呼ばれる両国駅3番ホームに開設。「ギョーザ」を来場者自身が焼くことを楽しめる。今年は「ひとくち餃子」も提供される。(「ひとくち餃子」はスタッフが調理)。昨年からはWeb予約システムも導入した。

昨年も同時期に開催して6千100人弱が来場。今年は大阪でも開催し、猛暑で営業時間を短縮したものの約750人が来場するなど好評。撮影もしやすいよう、各席には携帯電話用のスタンドも用意された。

このイベントはSNSでの拡散も多く「販売への貢献は確実にある」(黒崎社長)といい、体験の場を提供することで「『ギョーザ』の素晴らしさを分かってもらおうという、長い目で見た努力の一環だ」(同)と話している。