全清飲広報部長に白石和弘氏 キリンビバで営業一筋、攻めの姿勢前面に

9月に正式に着任した全国清涼飲料連合会(全清飲)の白石和弘広報部長兼自販機部長は、これまでキリンビバレッジで一貫して営業を歩み、営業で培った攻めの姿勢で全清飲の業務にあたっていく。

8月29日、全清飲で行われた部長交代会見で白石部長は「営業の中でも8年8か月の法人営業で非常に勉強させていただき、ここの部分を全清飲の2年間に生かしていきたい」と意欲をのぞかせる。

法人営業では顧客のニーズを把握することから始めるソリューション営業を実践して大口顧客を中心に300社弱との人脈を構築。「法人営業で一番勉強になったのは、自社の商品・サービスを売ることだけでは営業は立ちいかないということ」と振り返る。

異業種交流会も主宰し、時には仕事の枠組みを超えて、人づきあいを大切にする。

持ち前の気質と営業の経験を生かし、全清飲ではまず会員・消費者・行政・関連団体のステークホルダーのニーズを聞き取ることから始める。「全清飲への期待・役割を明確にしてから、シーズの提供と蓄積に取り組んでいく」という。

民間企業とのパイプも構築し、大規模事業所におけるペットボトルリサイクルの共同の取り組みほか、海洋プラスチック問題やプラスチック資源循環に関する企業啓発を行っていく。

広報部では新たな取り組みとして「プラスチック資源循環宣言を受けてステークホルダーと新しいことをやっていきたい。時代もニーズも社会背景も変わる中で、視野を広げながら攻めの広報を模索していく」。

自販機部でもプラスチック資源循環宣言を受け自販機専用空容器リサイクルボックスの今後の在り方などを検討していく。

「リサイクルボックスの中の3割が異物ということになると、その3割をどのようにして減らしていくかを考えないといけない。自販機業界にも周知していく」と言う。

白石和弘(しらいしかずひろ)氏=1965年6月30日千葉県船橋市生まれ。54歳。84年4月キリンビバレッジ入社、95年4月首都圏地区本部千葉西支店営業マネージャー、97年10月同地区本部横浜支社相模原支店営業マネージャー、03年4月関東甲信信越地区本部群馬営業所長、05年4月同地区本部営業部長代理、05年10月中部圏地区本部北陸支社営業部長、10年10月営業本部法人営業部長代理、16年4月自動販売機営業本部広域法人営業部副理事第一担当部長を歴任して19年6月に全清飲出向。