カップ麺の新たな提案「ヴィーガンヌードル」 ヴィーガンレストランで発表会 ヤマダイ

ヤマダイは8月26日、ヴィーガン料理店「自由が丘T’sレストラン」(東京都目黒区自由が丘)などを展開するTOKYO-T’sと共同開発したカップ麺「VEGAN NOODLES(ヴィーガンヌードル)担担麺/酸辣湯麺」(各税別190円)の商品発表会を開催した。

「週末ヴィーガン生活」など、国内で「ヴィーガン」(完全菜食主義者)の認知が高まる一方、外客の増加に伴うインバウンド市場の拡大という環境変化も踏まえ、リニューアルに合わせて商品名を変更した。商品名に「VEGAN」を使用したカップ麺は業界初。9月9日から発売する。

国内外を問わず広がりを見せているヴィーガンに対応するため、麺、スープ、具材のすべてにおいて動物性食材、化学調味料、アルコールを不使用としたほか、添加物を極力使わずシンプルな素材で作ったノンフライ麺は、麺をすする際のスープの飛び跳ねを考慮し、麺の長さを通常品より短めにカット。小麦本来の色あいを楽しんでもらえるよう、一般的な即席麺で使用されることの多いクチナシ色素を配合しないなど工夫を凝らした。

TOKYO-T'sの下川祠左都代表取締役
TOKYO-T’sの下川祠左都代表取締役

商品を監修したTOKYO-T’sの下川祠左都代表取締役は発表会の席上、「『VEGAN』という名がついているが、ヴィーガンの人が食べられれば良い、宗教上(動物性食材、アルコールなど)食べられない人が食べられるから良い、ではなく、お肉が大好きな方、食事制限がある方など、どんな食の背景を持った方でも『おいしいね』と食べられる方がどんどん増えていくことを望んでいる。『VEGAN NOODLES』は食の革命になるのではないかと考えている」とあいさつ。

森田和樹ヤマダイ取締役経営企画部部長は「この商品は、動物性食材、化学調味料、アルコール不使用というコンセプトで開発した。T’sレストランに監修いただき、味には自信がある。お肉を使わず、当社独自のノンフライ製法の麺によりカロリーも低く抑えた。油っぽさ、胃もたれ感がないため、女性や高齢者の方にも食べやすいカップ麺に仕上げたつもりだ。今回、特別な製法により、アルコールを使用しなくても品質保持ができる商品の開発に成功した。訪日外国人の数は年々増加しているが、イスラム教圏からの訪日者数は2ケタ増が続いている。『VEGAN NOODLES』の可能性はかなり広いのでないか」と語り、「週末ヴィーガン」などを含めたユーザー層の拡大とインバウンド需要に期待を寄せた。