豆乳生産量 四半期初の10万㎘超え ほぼ全品種が前年上回る

2019年第1四半期(4~6月期)の豆乳生産量は前年同期比11%増の10万4千417㎘を達成し、豆乳(無調整)や調製豆乳を中心に引き続き市場は拡大し、四半期では初の10万㎘超えを記録した。

これは日本豆乳協会(重山俊彦会長)が定期的に行っている豆乳等生産量等調査によるもので、豆乳類の中で最も生産量が多い調製豆乳は8%増の5万3千12㎘、近年拡大傾向にある「豆乳(無調整)」の生産量は8%増の2万6千203㎘と前年同期を大きく上回った。「豆乳飲料」は果汁入りが4%増の4千490㎘、紅茶やコーヒーに代表されるフレーバー系のその他豆乳飲料は1%減の1万6千35㎘。「その他」のカテゴリーでは、豆乳クリームをはじめ豆乳ヨーグルトや豆乳鍋などの原材料である豆乳が4千677㎘だった。

同期では、ほとんどの種類が前年を上回っており、これについて同協会では「引き続き豆乳(無調整)や調製豆乳が伸びている要因は、健康志向の高まりから飲用としてはもちろん、豆乳協会が提案している料理に使用する豆乳の需要が伸び、さらには、これまでライトユーザーだった層がリピーター層に変わり、日常的な利用者が拡大していることが挙げられる。なお、豆乳飲料については、昨年の同時期に『チョコミント味』や『バニラアイス』風味などの製品を凍らせてアイスとして食べるトレンドができたことから急激に生産量が増加したこともあり、今期については、昨年とほぼ同様の生産量になった」とコメントしている。

豆乳協会では、2020年には国民一人当たりの豆乳(類)年間飲用消費量を4ℓに増加させ(2016年2.5ℓ)、年間総生産量を50万㎘にすることを目標に、豆乳に対する人々の理解や関心を高めるため、年間を通じてさまざまな啓発活動を実施。毎年10月12日を「豆乳の日」と制定し、豆乳の普及に向けてさまざまな活動を行っている。