アジアの「ポカリ」収益化に向け順調なスタート 大塚HD第3次中計

大塚ホールディングスの樋口達夫社長兼CEOは8日に開催した決算発表会で、2019年度第2四半期(1~6月)の連結決算を発表した。それによると、売上収益は前年同期比8.5%増の6千711億円、事業利益は40.1%増の977億円となり、医療関連事業におけるグローバル4製品が牽引した。このうち飲料などニュートラシューティカルズ関連事業(NC関連事業)の売上収益は1.7%増の1千654億円、事業収益は10.4%増の217億円だった。

「ポカリスエット」と「OS-1」の機能性飲料の売上げが増加し、デイヤフーズ社のプラントベースも好調だった。全体の売上収益の通期計画は8.4%増の1兆4千億円、事業利益は44.8%増の1千750億円を見込んでいる。

第3次中期経営計画におけるNC関連事業は、新製品の育成とグローバル展開の加速、ニュービジネスを推進することで事業利益率10%以上の継続を目指している。このうち「ポカリスエット」は、第2次中計中に投資を進めてきたアジアの成長国におけるさらなる事業規模拡大に取り組んでおり、昨年に比べて販売数量は8.2%増加し、収益化に向けた順調なスタートを切った。

アジアにおけるマーケティング戦略について、樋口社長は「アジアでも科学的裏付けのある栄養製品を販売しているが、国によって文化やライフスタイルが異なり、商品の基本的なコンセプトを保持しながら、各場面における生活に合った形での接点を心掛けている。例えばポカリスエットは、お酒を飲んだ後にいいことなどを訴求する国もあり、飲料の特性により使われる場面は国によって異なる」などと説明した。