チルド麺に健康系新ブランド投入 初の機能性表示食品も シマダヤ

ダウンレンドが続くチルド麺。今期も7月中旬までの低気温の影響を受け第1四半期の市場は前年比3%程度のマイナス成長となっているが、シマダヤは9月16日、健康系の新ブランド「健美麺」シリーズから家庭用チルド麺カテゴリー初の機能性表示食品を発売、チルド麺の新たな可能性を訴求する。

新ブランドの目玉となるのが「大きな挑戦」(木下紀夫社長)と位置付ける機能性表示食品。ラインアップは「『健美麺』 食後の血糖値上昇を抑えるうどん 1食」と「同そば 1食」「同中華めん 1食」(各税別150円)。

いずれも海藻由来のアルギン酸Ca(カルシウム)を5%配合しており、消化酵素の働きを阻害することで糖の急激な吸収を抑制する。空腹時の血糖値をベースにした場合、食後血糖値のピークが平均して10%ほど減少しており、3品ともに食後血糖値の上昇抑制力を確認できたという。

同社はこれまでも、「食塩ゼロ」「糖質オフ」といった健康系チルド麺を市場に投入してきたが、機能性表示食品として明確なエビデンスを有する新ブランド商品を投入することで、チルド麺のメーンユーザー層であり、健康意識の高い中高年層を中心に、需要を喚起していく考え。

機能性表示食品3品に加え、機能性表示食品以外の「健美麺」ブランド商品、従来の「食塩ゼロ」「糖質オフ」商品で構成する「ウェルネス『健美麺』」ブランド商品も投入。売場でのコーナー展開も視野に、健康系チルド麺新ブランドの認知拡大と市場定着に挑む。