「新あさひ豆腐」製法特許取得 減塩でより健康的な食材に 旭松食品

旭松食品はこのほど、高野豆腐の新製法特許を取得した。高野豆腐製造に使用される膨軟剤を重曹(炭酸水素ナトリウム)から炭酸カリウムに変更したもので高野豆腐に含まれるナトリウム量が大幅に減少し、より健康的な食材としてアピールできる。同社は既に14年秋から新製法による製品を「新あさひ豆腐」として発売しており、17年11月には厚生労働省から厚生労働省健康局長賞を受賞している。

高野豆腐は調理後の仕上がりをやわらかくさせるため、製造過程で膨軟剤が使用される。大昔はアンモニアが使用されていたが、調理の際にアンモニア臭を抜く必要があり水を何度か変えたり熱湯を使用するなど手間がかかった。約40年前にアンモニアに代えて重曹を使用する方法が開発され調理の手間が省けるようになった。

その後、長らく重曹が使用され続けてきたが、減塩志向の高まりを受けて炭酸カリウムを使用する製法が開発された。「新あさひ豆腐」は製品に含まれるナトリウム量が1 .2mgで、一般的な高野豆腐の72 .6mgに比べ98%減と減塩効果が期待できる。

また、製品に含まれるカリウムは129mgで一般的な高野豆腐の23倍含まれておりカリウムによるナトリウム排出効果も期待できる。