表紙がそのままパッケージに 増加する雑誌タイアップ商品

雑誌とタイアップし雑誌の表紙をそのままパッケージデザインにしたレトルト食品が相次いで新発売される。雑誌のイメージと重ね合わせることで商品のコンセプトが消費者に伝わりやすく、雑誌の読者層の取り込みも期待できる。これまでレトルト食品では著名なレストランとタイアップした商品が多かったが、今後こうした商品開発手法が増える可能性も大きい。

ハチ食品(大阪市西淀川区)は今秋、料理雑誌「レタスクラブ」とコラボしたレトルトカレー2品(「炭火焼チキンカレー」「月見つくねカレー」)、フレークタイプの「カレールー」、シールド乳酸菌・食物繊維を配合した「カレー粉」を新発売する。レタスクラブが監修を行い家族でカレーメニューを楽しめる商品とした。

同社は昨年春に旅行情報誌「るるぶ」とタイアップしたレトルトカレー4品を発売している。人気の観光地である北海道、京都、福岡、沖縄をイメージした商品で、比較的高額の設定だが大手量販で採用されたほか、空港売店など土産物ルートなどでも採用され新たな販路獲得にもつながった。

また、エム・シーシー食品(神戸市東灘区)はイタリア料理店などで配布されるフリーマガジン「イタリア好き」とタイアップしたパスタソースを新発売する。

「カルメラマンマが作ったパスタソース トマトソース」「リーナマンマが作ったパスタソース マグロのラグーソース」「フランチェスカママが作ったパスタソース キャベツとサルシッチャのソース」の3品。本場イタリアの母親の味を再現したパスタソースでエキス類、化学調味料は不使用。カンパニーア州、シチリア州、ウンブリア州といったイタリアの郷土の味をテーマとしている。