ネスレ日本 チョコのリーディングブランド維持 パウチ商品が成長

ネスレ日本コンフェクショナリー事業本部は2019年秋冬新製品発表会を24日、東京コマーシャルオフィスで開催した。

冒頭、竹内雄二マーケティング部長は「チョコ市場は昨年、6年ぶりのマイナスとなったが、ポケチョコが落ちた。大袋市場は底堅く、バリュー・フォー・マネーである。キットカットはスーパーで週末に買い、月曜に中から3個、5個をバックに入れてオフィスや学校に行くケースが多い。ただ、甘い物離れが危惧するレベルが顕著になりつつあり、60歳以上と10~20代のセグメントが甘い物を買う頻度が減っている。シニアは健康軸、10~20代はスマホ通信費などを優先している。チョコカテゴリーのリーディングブランドとして大きな課題と認識する」と危機感を示した。

一方、竹内氏は「キットカットはナンバーワンブランドを維持し、10年スパンでも安定して成長してきた。今年はルビーチョコレートがバレンタインで伸び、微力ながら市場活性化に寄与したものと考えている。今秋はカカオがフルーツであることに注目し、カカオパルプを砂糖の代わりに使用した『キットカット ショコラトリー カカオフルーツチョコレート』(1本税抜き400円)を発売する。市場活性化の起爆剤にしたい」と話した。

井上翔氏は「パウチフォーマットは簡単に持ち運びができて食べやすく成長している」とし、「31グラム キットカット 毎日のナッツ&クランベリーパウチ」や、コンビニ限定「45グラム キットカット ビックリトル 抹茶パウチ」等に注力する方針を明らかにした。

大袋では「12枚 キットカット ミニ オトナの甘さ ほうじ茶」を定番商品として投入。期間限定では「12枚 キットカット ミニ 秋栗」や「秋芋」、ハロウィン向けは「14枚 キットカット ミニ ハロウィンパック」、キットカット復活総選挙第1位「ショコラオレンジ」も商品化する。

冬場に向けて「12枚 キットカット ミニ パーティアイスクリーム味」や「同 カスタードプリン味」、「11枚 キットカット ミニ いちご大福」を提案する。「お客さまがどういうライフスタイルで生活を送っているかをとらえて期間限定商品を提案していきたい」。