ナックス「全国NN会」 物流5社が新加盟 冷凍物流最適化に本腰

国分グループの低温卸・ナックスは、このほど都内ホテルで「第14回NN会」を開催した(一部既報)。主要仕入先メーカー・協力企業56社、約100人が出席した。

冒頭、株主を代表して国分グループ本社の山崎佳介取締役常務執行役員があいさつ。山崎常務は国分グループの第10次長期計画で全社売上高2兆円、低温事業4千500億円を目指す中で、「ナックスは低温事業の中核卸と位置付け、商品提案・物流機能を強化し、さらなる事業拡大が期待されている」と語った。

NN会の黒崎正吉会長(味の素冷凍食品社長)のあいさつに続き、今年度の新入会員5社(ヒューテックノオリン、南日本運輸、増田運輸、神山運輸、南貨物自動車)を紹介した。

ナックスの事業説明では、今年度よりスタートしたイオングループの西日本エリアにおけるフローズン取引拡大(年間560億円規模)に伴う組織体制の強化、物流事業の効率化、SM・CVS・ドラッグ向けの商品開発機能および新たな販路開拓などに取り組む方針を示した。

また、深刻化する物流課題に対して、冷凍物流事業の効率化・改善を進める方針を披露。将来構想として大型の多機能物流倉庫を新設し、工場直送・パレット単位流通・時間帯別入荷・寄託貨物保管・寄託貨物混載輸送の物流機能強化を進め、メーカー・物流事業者と連携して冷凍物流の最適化に向けた仕組みづくりに取り組む考えを示した。

相馬義比古ナックス社長は「今年5月にナックス創業者の中村博一氏が亡くなられた。(会長が)命を注いでこられた冷凍食品への想いをしっかりと受け継ぎ、社会に貢献する仕事をしていく」と決意を語った。