三菱食品 量販デリカの対応強化 グループ会社の製造機能を拡充

三菱食品は、量販デリカのサポート機能を強化する。グループ会社のMSフレッシュデリカの製造機能を拡充するほか、冷凍ミールキットの新ブランド「ララ・キット」や「フローズンダイニング」シリーズの展開を強化。人手不足の解消と夕方・夜間の品揃え充実によって、魅力ある売場づくりを提案するとともに、HACCP制度化への対応など生産現場の課題解決を支援する。11日まで開かれた「三菱食品ダイヤモンドフェア」で、全国の量販店関係者にデリカサポートの取り組みを披露した。

商品開発では、首都圏を中心に展開するグループ会社のMSフレッシュデリカ(埼玉県入間市)の製造機能を拡充。昨年秋にタンブラー、今秋には加熱調理釜を導入し、従来から定評あるメンチカツやとんかつなどチルドの揚げ物半製品(パン粉付製品)に加え、チルド原料を使用したから揚げや豚丼などの漬け込み作業や、レバニラ炒めなどのキット商材のラインアップを広げる。

量販惣菜は市場拡大が続く一方で、人手不足を背景に店内作業の効率化と魅力ある商品提供の両立が課題となっている。自社でCK/PCを整備する動きも加速しているが、CK/PCを持たない企業も多く、三菱食品ではMSフレッシュデリカの機能を活用し、チルドの畜肉加工品やキット商材などの付加価値商品の提供とオペレーションの効率化を支援する。

「フローズンダイニング」を惣菜売場に(三菱食品)
「フローズンダイニング」を惣菜売場に(三菱食品)

今回のダイヤモンドフェアでは、MSフレッシュデリカの機能拡充を前面に打ち出すとともに、関西地区でも同様の機能を持つ協力工場の製品を紹介。エリア対応力を広げるとともに、CK/PCなど生産現場の改善やHACCP対応を支援する取り組みを披露した。

そのほか、夕方・夜間のデリカ充実に向けて、オリジナルの冷凍食品「フローズンダイニング」の活用を提案。デリカコーナーに冷凍ケースを設置して、グラタンやハンバーグセットなどの調理済冷凍食品を販売するだけでなく、バックヤードでのスチコン調理で加熱済商品として展開できることや、フロチル対応のグラタンなどを紹介した。

また、需要が高まっているミールキットでは、今秋に冷凍ミールキットの新ブランド「ララ・キット」(6アイテム)を発売するほか、水産売場や精肉売場でも展開できるオールインワンタイプの冷凍キット「ウォームアップミールキット」のラインアップを紹介した。