コーヒー「山頂で至福の一杯を」 味の素AGFが尾瀬でサンプリング

軽量・多品種のスティック人気

行楽シーズンを前に味の素AGF社は7月1日から7日まで、国立公園 尾瀬ヶ原の山小屋7か所(鳩待山荘、至仏山荘、東電小屋、原の小屋、元湯山荘、尾瀬沼山荘、大清水休憩所)でスティックコーヒー約1千800個をサンプリング。また、山小屋の宿泊者を対象にコーヒー教室を開いてスティックコーヒーを啓発した。

10年ほど前の「山ガール」ブーム以来、すっかり定着した山登り。働き方改革で自由な時間ができた分、旅行やハイキング、登山者が増えている。登山者の推定人口は約650万人(レジャー白書)と言われ、特に中高年を中心に登山ブームが続いている。

登山やハイキングは体力を消耗することから、糖質が多く含まれるスティックコーヒーなどの“行動食”の携行が推奨され、特にスティックは軽くて持ち運びしやすく、気持ちが和むなど登山者やハイカーに人気だ。

コーヒーの基礎知識を講義(味の素AGF)
コーヒーの基礎知識を講義(味の素AGF)

「雄大な景色を眺めながら飲むコーヒーは格別」「山でのコーヒーは至福の時間」と言われるほど、登山とコーヒーは切り離せない存在となっており、特にコーヒー好きには欠かせない。だが、ザックの中身はテントや着替え、雨具、食料、水など荷物でいっぱいだけに、持ち物はできる限り軽量に抑えたい。そこで活躍するのがスティックコーヒーやコーヒーバッグだ。

スティックコーヒーは、お湯さえあれば、いつでもどこでも手軽に新鮮なコーヒーが楽しめ、しかもさまざまな種類が味わえ、ホットコーヒーだけでなく水に溶けやすいため、アイスコーヒーにも適している。砂糖入りなら、安全に登山する上で欠かせない糖分補給もできる。最近は携帯用ガスバーナーや、お湯そのものをポットに入れて登山する人も増え、雪山では雪を溶かしたつくったお湯でコーヒーを入れるケースもあると言う。

登山ではゴミは持ち帰るのが大前提だが、その点でも飲用後小さくたためるスティックコーヒーは便利。しかも数人で飲む場合には、ブラックや砂糖・ミルク入りなど好みの違いもあるが、バラエティーなアイテムが揃うスティックコーヒーは、それぞれの好みに対応できる。

参加者に配布したスティックコーヒー(ブレンディ カフェラトリー)
参加者に配布したスティックコーヒー(ブレンディ カフェラトリー)

尾瀬ヶ原など環境に厳しい国立公園では、唯一の物流手段は歩荷(ボッカ)さんと呼ばれる人力に頼っており、山小屋まで70から90kgの食品、飲料を背負って1日1、2往復する。そのため山小屋で出るコーヒーは1杯500円前後となり、スティックの方がコストパフォーマンスに優れている。登山者のコーヒー需要は着実に増えている。

山岳や自然に関する雑誌・書籍を出版する山と渓谷社によれば「登山の時にどんな飲料を飲むかを1千200人にWEBアンケートしたところ、最も多かったのは水、2番目は塩分不足を気にしてスポーツドリンク系で、コーヒーはお茶とともに3番目」と中山恵理子さん。

普段と同じように嗜好飲料の中でコーヒーが最上位にくる。携帯パターンも家でいれてくる人、買っていく人、現地でいれる人などまちまち。形態もドリップ派と手軽なスティック派に分かれるが、全体の3分の1くらいは現地でお湯を沸かしスティックで飲んでいると言う。

そこで味の素AGF社ではスティック製品のトライアル促進とタッチポイントの拡大を目指して「ブレンディ カフェラトリー 濃厚ビターカフェラテ2P」「同 ミルクカフェラテ2P」それぞれを尾瀬ヶ原で900個ずつサンプリング。また、同社広報部の広報グループの熊谷和広参事と小梶智也グループ長の両氏がコーヒー教室と題して山小屋の宿泊客に、日本のコーヒー市場や軟水とコーヒーの関係、コーヒー豆の成分と健康効果などを説明した。