「熱中症ゼロへ」始球式で訴え 大塚製薬×DeNA

大塚製薬と横浜DeNAベイスターズは3日、横浜スタジアム(神奈川県横浜市)で熱中症対策の啓発活動を行った。

「熱中症対策Day supported by ポカリスエットアイススラリー」と題し、この日行われた横浜DeNAベイスターズ・阪神タイガース戦に先立ち、学生ボランティアが両チームの選手に「ポカリスエットアイススラリー(写真)」を贈呈。続いて「ポカリスエット」CMキャラクターの鈴木梨央さんが始球式を行った。

「ポカリスエットアイススラリー」は身体の熱に直接アプローチする商品。深部体温と言われる身体の内部の体温を下げることに着目し、効率よく身体を芯から冷やすとともに水分と電解質が補給できるように仕立てられている。

大塚製薬の白石耕一ニュートラシューティカルズ事業部製品部長
大塚製薬の白石耕一ニュートラシューティカルズ事業部製品部長

子供の熱中症リスクが高いことから、この日は高校生以下の来場者3千人に同商品をプレゼントしたほか、来場者に熱中症対策冊子を配布。また、この日から9月上旬にかけては横浜スタジアムで同商品が期間限定販売されている。

これら取り組みの狙いについて、取材に応じた大塚製薬の白石耕一ニュートラシューティカルズ事業部製品部長は「屋外の野球場で生活者に体感してもらうことで、ブランドを通じて熱中症に対して注意喚起し健康をサポートしていきたい」と語った。

消防局では深部体温(内臓の温度)38.5度を警戒体温として注意を呼び掛けており、気温35度・湿度60%の環境下で防火服を着て活動すると18分で38.5度に達するという研究報告がなされている。細胞は42度でたんぱく質が固まり死に至るという。

「ポカリスエット アイススラリー」(大塚製薬)
「ポカリスエット アイススラリー」(大塚製薬)

「ポカリスエットアイススラリー」は昨年7月の発売開始当初、暑熱な環境でも防火服を着装して消火活動にあたる消防隊員や暑熱環境下で働く人たちをターゲットに同社通販で夏季限定商品として販売していたが、好評につき販売チャネルを拡大して販売している。

これは来年開催される東京オリンピックを見越した動きでもあるという。「競技場の中は日本オリンピック委員会さまがしっかりケアされると思うが、競技場までの道のりをわれわれが社会貢献できないかと考えた」と説明した。