東亜商事 生鮮・チルドの展開強化 カゴメ生鮮トマト、業務用卸ルートに提案

東亜商事は重点強化する生鮮事業の新たな取り組みとして、カゴメの生鮮トマトを業務用卸ルートで展開する。6月26日に開かれた食品事業部主催の「業務用食品展示大商談会」で、全国の業務用卸・ユーザー関係者に披露した。

今期からテスト販売をスタートした。第1弾の取扱いアイテムはカゴメの生鮮トマト「高リコピントマト」「ラウンドレッド」「サラダプラム」の3品種。カゴメの生鮮トマトは、量販の生鮮売場や業務用ユーザー向けのデリカトマトで展開してきたが、新たに業務用卸店ルートでの展開を広げる。

東亜商事では数年前から従来、市場流通が担ってきた生鮮野菜・フルーツ、鮮魚、畜肉をはじめ、日配品(牛乳・鶏卵等)など生鮮チルド品の展開を強化。同社の得意先である全国の業務用食材卸を通じて、外食・給食・中食ユーザーへの導入拡大を推進し、業務用卸の新分野開拓を支援してきた。

外食・中食でのトマトの使用シーンは広い。ユーザーは地元の青果卸や小売店から仕入れているケースが多いが、納品業務削減につながる一括納品のニーズも高まっている。

東亜商事では柑橘類や野菜、卵など生鮮・チルド品の販売が伸びており、新たな柱としてトマトの取り扱いを広げる。

カゴメの生鮮トマトは、サラダなどの生食用途だけでなく、加熱料理にも適しているのが特徴。健康価値を打ち出せる「高リコピントマト」、調理適性に優れた「ラウンドレッド」、華やかなサラダにぴったりの「サラダプラム」を軸に、生鮮トマトを使ったメニュー提案を強化。展示会では和食・洋食・中華でのメニュー例を紹介した。

まずは首都圏でのテスト販売を通じて、品質・供給量の安定化やユーザーのニーズ把握、需要拡大に向けたメニュー提案に取り組み、業務用卸店ルートでの展開を広げる。