国分Gが展示会 通販・防災・睡眠など課題解決へ提案

国分グループの国分首都圏、国分関信越、国分フードクリエイト、国分グループ本社低温フレッシュ統括部は25、26の両日、東京都豊島区東池袋のサンシャインシティ文化会館で首都圏・関信越エリアおよび全国 低温フレッシュ事業の展示会を開催した。「変化をチャンスに、新時代の課題解決」をテーマに、ドライ商品企業284社、低温商品企業130社により約6千500アイテムの新製品や新規提案商品などが展示され、2日間で約4千300人が来場した。

展示会に先立って行われた記者会見で内藤悟国分首都圏社長は、今年は「令和への改元、ラグビーW杯、東京オリ・パラに向けての需要活性化、10月の消費増税による節約志向の高まりなど、予測されるマーケット変化に的確な対応が求められる節目の年」に位置付け、「変化を好機ととらえ、変化を自らチャンスとし、食のマーケティングカンパニーとして価値あるマーケティング機能を発揮しながら課題解決を提案した」。

睡眠コーナー(国分グループ 首都圏・関信越エリア 全国 低温フレッシュ事業展示会)
睡眠コーナー(国分グループ 首都圏・関信越エリア 全国 低温フレッシュ事業展示会)

企画提案ゾーン最初の「ネット通販事業支援」コーナーでは、小売業のネット通販における最大の課題は品揃えと在庫管理だとし、国分ネット卸の品揃え(1万6千アイテム)を活用したドロップシッピング(無在庫直送)機能やEC構築・運営支援機能を提案。小売が在庫を持たずに売場を拡張できる支援体制を披露した。

「時短・簡便」コーナーでは「食卓で調理、食事を一緒に行えば、時短と家族のコミュニケーションが創出される」と指摘。日本の古き良きライフスタイルをホットプレートメニューで現代的にアレンジして提案。また「現代社会はスマホの普及や心身ストレスで睡眠不足を抱える人が増えており、質のよい睡眠が求められている。食からできる質のよい睡眠を、健康の新しいカテゴリーとして提案した」。

また、食品、酒、菓子の新製品を中心に国分ブランド商品を紹介する「国分ブランドゾーン」や、若者や外国人に人気の横丁ブームにあやかり、スポーツ、辛い物、健康、ふるさと、焼酎GI、キャンディの6つのトレンドキーワードを「これぞ横丁」として食、酒、菓子のコラボゾーンを創設。281社のメーカーが横丁に参加した。

(左から)大久保徳政社長(国分関信越)、内藤悟社長(国分首都圏)、山崎佳介統括部長(国分グループ本社)
(左から)大久保徳政社長(国分関信越)、内藤悟社長(国分首都圏)、山崎佳介統括部長(国分グループ本社)

防災コーナーを担当した国分関信越は、日常の食料在庫を一定量保つことで災害に備えるローリングストックを提案。「災害時には最低3食×3日分×人数分の食品の家庭内備蓄が必要」(大久保徳政社長)と説明。また、「関信越ふるさと食堂」と銘打ち、地場商品を提案した。

国分グループ本社の低温フレッシュ統括部は、低温卸として必要な機能(あつめる、つくる、はこぶ、まもる)を各ビジネスユニットにより具現化した。6つのゾーンのうちマルシェコーナーは、生鮮3品の素材をマルシェスタイルで提案。クリエイト企画コーナーではメニューを通じてスーパーの食品売場を小さくコーナー化。また、「2020年度から冊子『for foodies menu magazine』により、小売業への提案食材やアイテムを基本とした料理メニューを提供。メニュー提案だけでなく、食材や生産者の想いを届け、IT企業と組んでサービスを開始する」(山崎佳介低温フレッシュ統括部長)。