日本アクセス 近畿、今期2千億円超目指す ドライ3分野に重点

日本アクセス近畿エリアの18年度売上高は前年比100%の1千998億円、通過額は103.9%の2千203億円で着地した。

温度帯別の売上高はドライが449億円(構成比26%)、チルドが857億円(49%)、フローズンが448億円(25%)、物流収入他が244億円。
今期は売上高2千19億円(前年比101%)、経常利益23億円(114.4%)を計画する。今期の温度帯別の売上目標はドライが107.4%、チルドが101.5%、フローズンが101.8%。

ドライは乾物乾麺(売上目標105.4%)、酒類(168.5%)、菓子(113.3%)の3つのカテゴリーに重点を置く。「メーカーと連携し売場提案の成功事例を横展開しながら、自販力の強化を徹底する」(石田雅也審議役・西日本営業部門長補佐近畿エリア統括)方針だ。

チルドは幹線物流・フロチル物流を生かした商品やトレンドをとらえた売場提案、フローズンはドライとのクロスMDなどを推進し目標の達成を目指す。

このほか、生鮮は産直野菜やカット野菜の拡売、胡蝶蘭・生花など花卉事業の拡大により110.3%を計画。デリカは業務用市場開発研究会(AG研)でのメニュー開発やセントラルキッチン向け原料の提案などを進め、105.8%を目指す。

20日、帝国ホテル大阪で開かれた近畿アクセス会では西村武副社長が登壇。中計の成長戦略について触れ「AG研では成功事例が次々と出ている。また、ドライを強化する中、新たに私が会長を務める乾物乾麺市場開発研究会を設立した。期待に応えられるよう広げていきたい」と強調した。

石田審議役は近畿エリアの概況と方針について次の通り述べた。

「18年度は過去に経験したことがない大きな災害により被害を受けたものの、何とか100%をクリアすることができた。近畿エリアの売上構成比は全社の9%だが、これを10、11%にもっていきたい」

「今年度はまず2千億円を超えたい。経常利益も3億円の増加を目指す。ドライではまだまだ伸びるであろう乾物乾麺に力を入れる。展示会で啓発しており、参加メーカーや得意先小売業から評価をいただいている。これをきちんと数字にしていきたい」

「物流においては北海道から九州までカバーできる幹線物流を構築した。近畿に工場を持ち全国へ販路拡大を目指しているメーカー、あるいは九州や東北に工場があり近畿でもっと売りたいという商品があれば、ぜひわれわれにご用命いただきたい」