ハイネケン、成長へ期待 ラグビーW杯で経済効果4千億円以上

今年9~11月にかけてラグビーワールドカップ(RWC)がアジア初となる日本で開催される。経済波及効果やワールドワイドパートナーであるハイネケンの成長にも期待がかかる。

大会前経済効果分析レポートによると経済波及効果は4千372億円、GDP増加分2千166億円とされている。また税収拡大効果216億円、雇用創出効果2万5千人の見通しだ。

飲食市場に好影響をもたらすといわれる訪日外国人客(観戦目的)も40万人とみられる。11年のニュージーランド大会では長期滞在して観光する来訪者が多く見られた。ドイツからの観戦客は平均して32日間も滞在したという。

ラグビーでは試合後に両チーム、関係者、地元を交えてアフターマッチファンクションというイベントを行い、軽食やビールを片手に健闘を称え合う。

「ラグビーとビールは切り離せない」(RWC2019組織員会・廣瀬佳司ラグビーサポート部副部長)といわれるゆえんだ。ビールを片手に観戦する観客もみられ、英国開催の前回大会ではサッカーの試合に比べて平均して6倍以上のビールが飲まれた。

ハイネケン・キリン社は、RWC2019が日本での飛躍的な成長の契機になると考えている。全国12都市の会場やファンゾーンでハイネケンビールを提供し、また東京・横浜・大分の会場ではハイネケンバーを設置する。12都市ではプロモーション、広告を展開。飲食店マップも作成する。

ハイネケンは都市部を中心に伸長を続けており、昨年は80万箱を販売。今年1~5月で前年同期比約3割増と好調に推移。新規取扱店数(1~4月)約1千500店、量販取扱店数も約5割増だ。

大会期間中(9~11月)は7割増を掲げ、通年では35%増の100万箱強を目指す。

大会に向けて「RWC2019ハイネケントロフィーデザイン缶・ボトル」を投入し、6月中旬製造分から期間限定で切り替える。また予約受注制の6缶ボックスも7月23日から数量限定で発売する。