アプリで聖火リレー応募も 日本コカ「東京2020」へ始動 5ブランド軸に多彩な仕掛け 

およそ400日後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、日本コカ・コーラは10日、都内で「東京2020」戦略の全体像と第1弾の戦略を明らかにした。

6月17日から開始する「東京2020オリンピック応援キャンペーン」を皮切りにオリンピック・パラリンピックが閉幕する9月までの期間に5つのフェーズに分けて展開していく。

第1弾(6-10月)、第2弾(11-12月)、第3弾(20年1-3月)、第4弾(4-6月)、第5弾(7-9月)に分け、フェーズごとにテーマを設けている。

第1弾のテーマは「招待」。「キミ色で、走れ。」をメッセージに2020オリンピック聖火リレー戦略を展開する。

渡邉和史統括部長(日本コカ・コーラ)
渡邉和史統括部長(日本コカ・コーラ)

日本コカ・コーラの渡邉和史東京2020オリンピック&エクスぺリエンシャルマーケティング統括部長が「(応募時12歳以上の)誰もが応募できる」と強調するのが「東京2020オリンピック応援キャンペーン」で、対象商品を購入してスマートフォンアプリ「Coke ON」を介すればオリンピック聖火ランナーなどに応募できる企画を実施する。

キャンペーン対象商品は「コカ・コーラ」「アクエリアス」「綾鷹」「い・ろ・は・す」「ジョージア」の主力5ブランドで、「5ブランドを主軸にさまざまな施策を展開していく。東京2020に特化した製品と位置づけている」。

エンブレム(オフィシャルルック)と「TEAM COCA COLA」のロゴを用いて聖火リレーのコミュニケーションを展開していく。

エンブレムは五輪の五色と主力5ブランドをモチーフにデザイン。ロゴは「コカ・コーラ社の幅広い製品群を表すとともに、コカ・コーラ社と一緒に東京2020を盛り上げていくために、生活者、著名人、アスリート、自治体のみなさまなどさまざまな賛同者・参加者を総称した。また人だけにとどまらずコカ・コーラ社としてオリンピックに向けて行うすべてのことを意味している」。

ブランド別施策は「コカ・コーラ」は17日から、東京2020を応援するサマーキャンペーンを展開するとともに「コカ・コーラ」と「コカ・コーラゼロ」で聖火リレーデザインを発売する。

「アクエリアス」は聖火リレーのグループランナーを公募する「♯アクエリチャレンジ」キャンペーンを展開する。

グループランナーとは、最大10人のメンバーで構成された1つのグループが一体となり聖火リレーを走ることができる特別な聖火ランナー枠のことで、キャンペーンサイトでは、2020オリンピックで実施される全33競技にちなんだ33種類のチャレンジ内容を公開。その中から1つを選び10人以内のチームで挑戦し、その動画をツイッターに投稿すると応募できる仕組み。聖火ランナーの公募に伴い17日から8月31日かけて「全国47都道府県聖火ランナー体験ツアー」を実施する。同ツアーでは、トーチとトーチを触れ合わせるトーチキスを体験できるトーチキスジェネレーターなどのコンテンツを用意している。

サスティナブルも重視、聖火ランナーのユニフォームは日本コカ・コーラとコカ・コーラボトラーズジャパンの社屋内で集められた使用済みペットボトル約4万5千本分でつくられ「長いオリンピックの歴史の中でも初めての試み」だという。