介護食 量・額とも2ケタ成長続く 製品登録数も順調な伸び

ユニバーサルデザインフード(UDF=食べやすさに配慮した食品。主に介護食)の2018年(暦年)生産量は、前年比10.2%増(2万4千174t)、同生産金額は14.9%増(286億3千3百万円)となり、量額ともに9年連続で2ケタ増となった。日本介護食品協議会が会員企業82社を対象とするUDF生産統計を集計し発表した。

今年5月末時点の登録アイテム数は2千103アイテム(前年比78品目増)。販売先別の生産量と生産額は、市販用が生産量22.7%増(6千220t)、生産額116.1%増(94億1千8百万円)、業務用は生産量6.5%増(1万7千954t)、生産額14.4%増(192億1千5百万円)。市販用と業務用の比率は25.7%対74.3%。数量的には少ないものの市販用が順調な伸びを示している。

区分別(UDF区分1~4)の生産量・額、タイプ別の製品登録状況は、「容易にかめる(区分1)」生産量16.1%増(6千267t)、生産額24.5%増(53億9百万円)、「歯ぐきでつぶせる(区分2)」同15.1%増(2千871t)、同9.6%増(26億7千1百万円)、「舌でつぶせる(区分3)」同6.3%増(7千929t)、同12.3%増(82億9千9百万円)、「かまなくてよい(区分4)」同8.2%増(3千530t)、同32.7%増(36億7千2百万円)、とろみ調整7.7%増(3千578t)、7.9%増(86億8千3百万円)。数量は「舌でつぶせる(区分3)」が最も多かったが、伸び率は「容易にかめる(区分1)」、「歯ぐきでつぶせる(区分2)」が顕著だった。

タイプ別の前年比は「乾燥タイプ」(とろみ調整食品、加水して成型する粉末製品含む)が、生産量3.2%増(3千462t)、生産額3.4%増(84億1千6百万円)。「冷凍タイプ」が同11.6%増(1万1千730t)、同18.4%増(116億4千6百万円)、「常温タイプ」(レトルトパウチ、カップゼリー等)は同11.3%増(8千982t)、同23.6%増(85億7千2百万円)。