まさに「水物」 夏物商品

今年の3か月予報は、6月の降水量は平年並みだが、全国的に気温が平年より高めに推移し、7~8月は平年に比べて曇りや雨の日が多いと気象庁。昨年とは大きな違いはないが、昨年は蓋を開けてみれば平均気温は東日本で+1.7℃と1946年の統計開始以降で最も高温を記録。7月23日には熊谷で日最高気温41.1℃を記録して歴代全国1位、さらに西日本で「平成30年7月豪雨」が発生し大きな被害があった。

▼東京では5月24日に今年初めて最高気温が30度を超え、夏物商品は早くもうれしい悲鳴をあげたが、夏本番は果たしてどうか。食品や飲料はお天気マーケティングがかなりの部分を占め、特にビールや飲料、アイスクリームなど水物商品は、夏の天気に一喜一憂し、冷夏ともなれば死活問題になりかねない。

▼小売や食品メーカーは、天候予測会社のビッグデータを収集し、万全の体制で本番に備えるが、予測のつかないゲリラ豪雨はどうにもならない。

▼そのときの条件によって変わりやすく、予想しにくい物事を「水物」と呼ぶが、夏物商品はまさに水物だ。