インバウンド向けの地酒提案も 国分「酒類総合展示・唎酒会」

国分グループ本社は5月22日、東京・品川プリンスホテルで「2019年国分酒類総合展示・唎酒会」を開催した。出展メーカー数は酒類196社、食品・菓子28社。出展アイテム数は2千435品、13企画。小売店や酒販店、業務用ユーザーなどフルチャネルで1千500人規模の来場者を招いた。

「地酒蔵元会」を中心とした清酒、国分が推奨する全国厳選焼酎、「JWINE」をはじめとした日本ワインやオリジナルの輸入ワイン、好調なウイスキー類、新たなスタイルで注目されているクラフトビールなどの展示・試飲のほか、割材やおつまみ、健康酒の企画提案を披露。2月のスーパーマーケットトレードショーでは「酒は国分」をテーマにマーケティング軸の提案に力を入れたが、「今回は商品軸を中心とした提案や企画を充実させた」(東野聡執行役員MD統括部長兼商品二部長)。

A会場の「地酒蔵元会」ブースでは、全国46の蔵元が一同に出展。特別企画では「日本酒の日」(10月1日)に向けて旬を迎える「ひやおろし」の棚割提案、ラグビーW杯や東京オリンピックでのインバウンド向け地酒提案、洋食メニューに合う日本酒のマリアージュを披露した。

B会場では、大手清酒メーカー、焼酎、泡盛、総合酒類メーカー、食品・菓子メーカーが出展。灘・伏見清酒ブースではライムを搾った「サムライロック」、焼酎の飲み比べや前割焼酎の提案、フルーツ缶詰を組み合わせたカクテルベースの提案、国分北海道による北海道フェアや新潟酒販による新潟清酒、健康酒コーナーや、話題となっているミードやはちみつの酒を紹介した。

C会場の日本ワインコーナーでは27社が出展した。265アイテムの日本ワインを一堂に揃え、各ワイナリーと地区ごとの違いが分かる「品種飲み比べ」や、ワイナリージュースの提案にも力を入れた。

D会場では、国分推奨の和酒や専売品、クラフトビール、オリジナル輸入洋酒を紹介。UCCとのコラボで、泡盛「がじゅまる」と「UCCブラックコーヒー」を組み合わせた「ブラックボール」の提案や、クラフトビールの提案が注目を集めた。

新たに子会社入りしたワインインポーターのヌーヴェル・セレクション社も出展。小規模生産者とのネットワークを強みとする同社が加わることで、オリジナル酒類のポートフォリオ充実を印象づけた。