今年の中元は「国産レモン」 体験重視で売上アップへ 西武池袋で商戦開幕

東京・池袋の西武池袋本店は5月28日から7階催事場にお中元ギフトセンターを開設。令和初の中元商戦を7月17日までの51日間かけて展開する。贈る、買うだけではなく、体験も重視する。

今年のテーマ食材は「国産レモン」とし、国産レモンを使った商品を揃えた。国内有数のレモン産地である広島県のアンテナショップをセンター内に設け、県の名産を紹介・販売する。

中元・歳暮の利用層は高齢化しているが、毎回展開するテーマ食材ではギフトを慣例的に購入していない若年層・女性層などを狙っており、特に今回は女性を意識したという。

「国産レモンギフト」ではレモン酢や唐辛子入りのレモスコ、レモン果汁の3種セットなど13種類を取り揃えている。アンテナショップでは7月7日まで、レモン関連商品をはじめ、「もみじ饅頭」や人気の「はっさく大福」(水・金曜日のみ)を販売することになっている。

従来は各コーナーで行っていた試食を、今回はセンター内に試食コーナーを設置。商品部フード&ライフスタイル担当の市村元チーフマーチャンダイザー=写真前列左から3人目=はこの狙いを「体験してから購買につなげる」と話す。

コーナーではお薦め品の紹介や食べ比べ、レシピ紹介などが体験できる。中村幸孝ギフトセンター長=同中央=は「食べ比べることでお客さまにじっくりと、楽しみながらお選びいただける」と胸をはる。

利用層は50代以上がメーン。インターネット売上構成比は約10%だが、来店層より若い層が利用するという。改元効果も期待したいところだが「やってみなければ分からない」(市村氏)と語る。

28日に開かれた開設イベントでは、ギフトセンターに配置された新入社員に対して中村センター長が「丁寧な接客でご満足頂き、商品をお選びいただけるように」と訓示した。

売上げ目標は全店計で前年比101%(内インターネット105%)。全店共通カタログ掲載点数は1千619アイテム(前年は1千623アイテム)。