「コト売り店舗」推進 無人店でマイクロ市場開拓も コミュニティ・ストア

国分グローサーズチェーン(KGC)が運営するコミュニティ・ストアは13日、加盟店向けの春期展示会を開催。新商品・サービスの紹介や棚割りの提案を行った。

同社の昨年度通期売上高は、既存店ベースで98.7%、全店ベースで117.0%。店舗数は27店減の521店となった。このうち自社看板を掲げる標準店は62店舗。

会見した横山敏貴社長は「経常利益は目標に届かなかったが、一昨年に出した新店の効果もあり増収増益。昨年は出店の停滞や物流改善で十分な成果が得られなかったことなど積み残した課題があり、収益性の高い新店が牽引した一方、既存店が低迷した」と報告した。

今後の事業展開として「小売・流通業界でユニークな存在になる」とのスローガンを掲げ、VCの特性を生かした本部のオペレーション機能を武器に拡大を目指す。

引き続き注力するのが、いわゆる“コト消費”に対応した「コト売り店舗」へのシフトだ。「EC消費が年々増加する中、リアル店舗の最大の価値は接客にある。来店動機を多く作り毎日来店してもらうために、競合と差別化された『コト売り』ができる売場に改めてチャレンジする」(横山社長)。

昨年からスタートした「無人コンビニ」によるマイクロマーケットの開拓も推進し、事業の柱に育成することを目指す。また、セグメント別MDに基づく中食構造改革にも取り組み、おにぎりやサンドイッチなどの改良を図った。