島原手延べそうめん 後継者難に直面も苦闘続く 特産のひまわり油で活路模索

大平製麺(長崎県南島原市布津町、大平祐貴社長)は、産地として有名な島原のひまわりから採れるひまわり油を使った手延べそうめんの販売を手掛けている。

大平社長は大学時代に先代(2代目)で父親の幸成氏が急逝したことを受け、2年前に事業を引き継ぐことを決意。事業継承後は独自の差別化商品の開発・販売に力を入れている。

商品開発のきっかけは、事業を引き継ぐに当たり他社が出していない面白い商品を考える中で、南島原で産出されるひまわりをモチーフにした商品を思いついたこと。

調べていくうちにひまわり油は一般的な植物油よりも飽和脂肪酸が少ない。ビタミンEが豊富に含まれていることから太りにくい効果があることを知り、商品開発に着手した。昨年11月にネットなどの通販事業を開始。その後、関東圏などを中心に販路拡大に努めている。

大平祐貴社長(大平製麺)
大平祐貴社長(大平製麺)

大平社長は「島原地区はひまわりの産地としても有名。私どもの手延べそうめんにひまわりを組み合わせた商品として販売を推し進めている。島原地区は後継者不足によって生産量が年々減少しており、厳しい状況が続いている。少しでも地元活性化の一助となるべく、島原の産地商品を訴求しながら私どもの商品の強みを提案させていただく。主にダイエット効果が期待できることから、特に30~50代の女性を中心に商品を訴求したい」と意気込んでいる。