ネスレ日本、家庭内外でスタバ製品 「圧倒的No.1に」

ネスレ日本は4月1日から家庭用と業務用(家庭外)でスターバックス製品を展開する。

13日、東京のネスカフェ原宿で発表した深谷龍彦常務執行役員飲料事業本部長は「ネスカフェとネスプレッソとスターバックスの3つのブランドを活用し、さまざまなお客さまにアプローチすることで、ネスレという会社のコーヒーがすべてのカテゴリーで圧倒的なナンバーワンになるのが使命」と語った。

家庭用第1弾として、カプセル式本格カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」でスターバックスブランドのカプセル5製品を発売する。これにより累計300万台の「ドルチェ グスト」既存ユーザーの飲用杯数増加と、スターバックスブランドになじみのある20~30代新規ユーザーの獲得を狙う。

深谷龍彦常務(ネスレ日本)
深谷龍彦常務(ネスレ日本)

続いて今秋にレギュラーコーヒー(粉・豆)、ドリップコーヒー(一杯抽出型レギュラーコーヒー)、ギフトなどの家庭用製品も開始する。それらのラインアップは今後詰められるが、「今までレギュラーコーヒーはカプセルしか持ち合わせていなかった。(粉・豆の)レギュラーコーヒーが新たに加わることでポートフォリオを強化することができる」と期待を寄せた。

さらなる展開については「液体飲料は今回のアライアンスには含まれていない。レギュラーソリュブルコーヒーは現時点では考えていないが、われわれの一番の強みであるので今後は視野に入れていく」。

店頭では全国2千か所以上の売場で棚を囲うように展開しているネスカフェ専用コーナーでの露出を予定している。

オフィス、ホテル、大学の家庭外に向けては、ネスレの業務用組織であるネスレプロフェッショナルが中心となり、企業・病院・高齢者向け施設で給食事業を手掛けるエームサービスとの協業で、「We Proudly Serve StarbucksTM」事業を展開していく。

同事業は昨年開始され、現在、オフィスを中心に約30か所に導入されているが、「数年以内に数百を目指していく」としている。