「ドルチェ グスト」 バラエティー生かし新提案 スマホ連携の新マシンも ネスレ日本

ネスレ日本はカプセル式本格カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」で矢継ぎ早に新提案を行い、さらなる拡大を目指していく。

職場などの家庭外で同社商品を1杯分ずつ代理販売している「ネスカフェ アンバサダー」やECの定期便による貸与分を含めたマシンの出荷台数は続伸し、昨年で累計出荷台数300万台を突破。カプセルの販売金額もECでの販売を含めて右肩上がりとなっている。

今年の方針について、古山裕巳飲料事業本部コーヒーシステムビジネス部部長は「ブランドのアセット(資産)であるクオリティーとバラエティーを再度訴求していく」と語った。この考えの下、“いつもと同じ1杯がいい。いつもと違う1杯もいい。”と題するコミュニケーションを今春に展開して購入促進を加速していく。

同コミュニケーションは「単純に20種類の専用カプセルの中から選んでくださいというのではなく、朝にこだわりのコーヒーを飲んでもらい、それに加えて朝と異なるオケージョンでも20種類ある中から飲んでもらいたいということを、さまざまなタッチポイントで伝えていく」内容となる。

古山裕巳部長(ネスレ日本)
古山裕巳部長(ネスレ日本)

製品面では「ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ アイ」と「同エスぺルダ」を4月1日に新発売する。「ジェニオ アイ」はスマホとつながるIoTモデルで、飲用杯数を重ねるにつれ「ネスカフェポイント」がたまり賞品と交換できるほか、夏以降にはスマホに購入・飲用履歴をもとに、購入のタイミングや新しいカプセルを勧めるレコメンド機能の付与を予定している。

スマホにダウンロードした「ネスカフェ アプリ」と連動させてカフェメニューの温度の調整やお気に入りのレシピを保存することもできる。

「エスペルダ」は通常の抽出機能に加えて「エスプレッソブースト」と「ハンドドリップモード」の2つの新抽出機能を搭載している。「エスプレッソブースト」は通常の抽出に蒸らす工程を加え、より強くコーヒー豆本来の味わいが楽しめるのが特徴。「ハンドドリップモード」は約5分かけて抽出することで香り高くクリアな味わいが楽しめるようにした。

専用カプセルの購入・促進策ではCRM(顧客管理システム)プログラムを展開している。1月からパッケージ天面裏のQRコードを「ネスカフェ アプリ」でスキャンすると「ネスカフェポイント」がためられるようになっている。

なお、「ネスカフェ アプリ」と「ネスカフェポイント」はコーヒーマシン「ネスカフェゴールドブレンド バリスタ」と共通化されている。