かに料理の「甲羅」 スイーツ業態に本格参入 プリンとシフォンサンド両軸に

かに料理「甲羅」や居酒屋「赤から」などを運営する甲羅は、スイーツ業態の展開に乗り出した。この2月、初のオリジナルスイーツブランド「QOQONON(ココノン)」を立ち上げ、覚王山(1日)と名古屋駅(18日)に店舗をオープン。こだわり素材を使用したプリンとシフォンサンドを2本柱にファン獲得を目指していく。

同社は居酒屋業態で提供している「芋娘」などデザートメニューの好評を背景に、新たな挑戦としてスイーツへの参入をかねてより模索していた。その第1段階として17年末、地元有名シェフ監修によるスイーツ店「プルシック」を名古屋駅直結の地下商業ゾーン・エスカ内にオープン。同店でノウハウを集積し、準備を進めてきた。

「ココノン」の商品ラインアップは、プリンが常時9種+季節商品1~3種、シフォンはホールとカップに加え、同店の看板メニューの1つに掲げるシフォンサンドを常時8種+季節商材1~2種取り揃える。

「⾦鯱プリン」(480円)(「QOQONON(ココノン)」)
「⾦鯱プリン」(480円)(「QOQONON(ココノン)」)

プリンは、マダガスカル産の天然バニラビーンズ、自然豊かな農場で生まれた那須御養卵など、素材へのこだわりとおいしさを追求した、飲めるほどに柔らかい仕上がり。濃厚だが、さっぱりした味わいは、何度でも食べられる。価格は400円台が中心。“新たな名古屋名物を”との思いで開発した「金鯱プリン」(480円)は、名古屋コーチンの卵を使用し、金箔を施した。

一方、シフォンサンドは「北海道産純生クリーム」を使用したシフォンケーキに生クリームやフルーツをサンドした、今までにない新しいスイーツ。シフォンケーキの概念を覆す、シルクのようにしっとりとした味わいが特徴で、プリンと同様に那須御養卵を使用。美容効果もあると話題のノンコレステロール「太白ごま油」で素材のおいしさを引き立てている。プレーンが330円、クリームなどをサンドしたものは390円。

「覚王山店」は、41坪・43席。地元居住者や参拝客を中心に、50~60代女性の利用が多く、手土産需要が高い。売上目標は月間700万円。現状の平均客単価はイートイン800円、テイクアウト1千500円。

「名古屋駅エスカ店」は、14坪・30席。地元生活者のほか、観光客やビジネスパーソンの利用も多く、「金鯱プリン」を出張土産として育てていきたい考え。売上目標は同500万円。現状の平均客単価はイートイン800円、テイクアウト1千200円とのこと。

プリンやシフォンサンドなどフードメニューとドリンクのセットも用意。まずは認知向上に力を注いでいく。