食べ物で遊んではいけません!

おいしそうな食べ物の写真や動画をネットに投稿し、見た人々の食欲をいたずらに刺激する“飯テロ”。特に深夜、犯行に見舞われた者たちへの効果は絶大だ。まことにけしからん所業ではあるが、洒落の世界で済ませられる分、救いがある。

▼しかし、このところ世間を騒がせている“バイトテロ”には目を覆うばかり。コンビニやスーパー、外食店などのアルバイト店員が、勤務先の商品や機材を使用して悪ふざけを行う様子を撮影し、SNSに投稿、炎上する。

▼特に食べ物を粗末に扱う様は、極めて不衛生、不愉快で看過できない。店側の被害も甚大だ。最近では損害賠償請求など、厳罰を求める声も高まってきた。「こんなことは昔からあった」「ネットの進展で明るみに出るケースが増えただけ」と、したり顔で言われても何の解決にもならない。

▼新生活がスタートする春。進級・進学とともにアルバイトを始める学生も数多くいるだろう。彼らに最初にかける言葉が「食べ物で遊んではいけません」という、小さな子供を諭すような台詞というのも寂しい限りではないか。