ボーソー米油部 「もっと米油を知ろう」

貴重な国産米ぬか原料 ごはんと米油は共同体

ボーソー油脂はこのほど、米油の魅力を発信するアンバサダープロジェクト「ボーソー米油部(こめあぶLOVE)」の部員限定イベントを都内で開催した。

「ボーソー米油部」は、日本最大級の料理ブログポータルサイト「レシピブログ」とのコラボレーションで昨年7月に発足。レシピブログ会員の中から選ばれた、33人の料理ブロガーがアンバサダーとなり、毎月のテーマに基づいた米油のオリジナルレシピをブログやSNSなどで発信。おいしく、ヘルシーで、どんな料理にも使える”万能オイル”として、米油の魅力を広く伝えてきた。

今回のイベントでは「もっと米油を知ろう!~部員のマイベストごはんに合う米油レシピでご飯を食べよう~」をテーマに、管理栄養士としてテレビなどで活躍する圓尾和紀(まるお・かずき)さんとのトークショーに続き、アンバサダーの部員たちがこれまで投稿したマイベストレシピ6品の試食などを行った。

精米時に発生する米ぬかを原料とする米油は、多くの植物油が輸入原料に依存する中で、貴重な国産原料を使った油として知られている。1俵の米俵(60kg)から取れる、米ぬかは4・3kg(8%程度)。米ぬかの油分は約14%で、家庭用の米油600g1本を作るには、ちょうど1俵分の米俵が必要となる。

米油の国内消費量は年間約10万t。このうち、国産の米ぬかを使用した国産米油は約7万t。コメの消費量が年々減少する中で、国内の米ぬか発生量も漸減傾向にある。国産の米ぬか発生量は年間60万t程度。米ぬかはきのこ培地用や飼料用にも使われるが、米油用は33万tを占め、用途別ではトップ。

米油の需要が高まる一方で、国産の米ぬかだけでは賄えず、足りない分は海外(ブラジルや東南アジア)からの原油輸入でカバーしているのが現状だ。

今回のイベントではこうした米油とコメの関係について、アンバサダーであるブロガーに知ってもらうとともに、ボーソー油脂の家庭用米油は国産原料100%にこだわっていることを紹介。

圓尾和紀さん(右)のトークショー
圓尾和紀さん(右)のトークショー

「ボーソー米油部」の部長を務めるボーソー油脂の高橋美奈子営業第2部販売推進室長は「米油のためにもご飯をもっと食べていただくことで、食糧自給率向上にも貢献できる。日本のジャポニカ種は海外米よりも含有量が多く、国産米ぬかを原料とする米油はおいしく、ヘルシーなオイル」とアピールした。

管理栄養士の圓尾さんも自らの経験を交えながら米油の魅力を紹介。参加したアンバサダーからは「米油はどんな料理にも使えるので、料理で使う油の90%が米油。残り10%程度がオリーブオイル」という声も聞かれた。

なお、「ボーソー米油部」の主な活動報告(18年7月~19年2月5日時点)は次の通り。レシピ投稿数605件、総想定波及効果84万PV。

プロジェクト開始5か月後のレシピブログ会員の米油に対する意識変化(アンケート調査)では、米油の認知度、米油の使用経験、使用意向ともに上昇傾向。特に「ボーソー米油の認知度」は実施前と比べて25・3%増と大幅にアップし、同社ブランドのファン化につながっているという。