ヨーグルト躍進一服も可能性探求続く

世の健康志向も背景に、右肩上がりの成長を続けてきたヨーグルトだが、成長スピードが鈍化、今期は微増での着地予想だ。

▼市場を牽引してきた機能性ヨーグルトの成長にブレーキがかかっているのが主因。ヨーグルトに関するメディアの露出が減る一方、他の食品カテゴリーの健康機能が取り上げられる機会が増えたことで、健康情報に敏感なライトユーザーが離反。これが影響しているようだ。

▼ただ、今世紀に入ってからのヨーグルト市場の躍進は目を見張るものがある。2千数百億円だった市場が、今や4千億円弱にまで成長。加工食品で一大カテゴリーを形成するまでに至ったのだから、一過性のブームではなく、ヨーグルトが日本の食卓に着実に定着したことを意味する。

▼ところで、乳酸菌やビフィズス菌の持つ機能については、まだまだ分からないことが多いという。乳業を中心とする食品メーカーが研究を重ねているだけに、今後、世間をあっと言わせるような研究成果が発表される可能性は高い。メーカー各社には、未来を見据えた取り組みをお願いしたい。