メニュー広がる豆腐 女子栄養大学と共同開発 三和豆水庵

三和豆水庵(本社・茨城県古河市)は4日、女子栄養大学と共同開発した新商品「女子大生が考えた料理を格段においしく作れる豆腐 鰹だし風味」「同 チキンスープ味」(税抜き248円)を発売した。豆腐料理のバリエーションが広がる新しい豆腐で、若い女性層を中心に訴求する。

新商品の企画開発には、女子栄養大学栄養学部食文化栄養学科の学生たちが携わった。豆腐市場の現状の調査と、女子大生の自宅での食事調査により、豆腐は予測以上に活用されておらず、食卓への登場頻度が低いことが分かった。そこで、現代の食卓ニーズに合わせた新しい豆腐商品の開発を行った。

「女子大生が考えた料理を格段においしく作れる豆腐」は今までにない、調理が簡単になる味付け豆腐で、「鰹だし風味」は和風だし入りで肉類など他の素材となじみが良く、「チキンスープ味」はグラタンやパスタ、ソテーなど洋風料理に重宝する。

女子栄養大学と共同開発した新商品(三和豆水庵)
女子栄養大学と共同開発した新商品(三和豆水庵)

賞味期限は製造日から14日で、豆腐商品としては比較的日持ちがする。また、無駄なく1回で使い切れる内容量で、世帯人数が少ない家庭でも使いやすい。さらに、パッケージは白が基調の豆腐売場で目立つピンク色を採用した。豆腐料理のバリエーションが少ないと悩んでいる若い女性層に向けてアピールする。年間売上目標は1億円。

三和豆水庵は「波乗りジョニー」「男前豆腐」「お刺身湯葉」など差別化したオリジナリティーある商品を得意とする豆腐の有力メーカー。豆腐市場が微減で推移する中、売場は新しい豆腐を求めており、新発想の豆腐で売場を活性化する。

2月28日に都内で開いた新商品発表会で、同社の田中秀一代表取締役専務は「縁あって女子栄養大学の皆さんと昨年8月から半年以上かけて商品開発を進めてきた。豆腐料理がより早く簡単にでき、バリエーションを増やせる」と述べた。