「おいしく健康」な中食 弁当や麺も糖質40g未満に ローソン

ローソンは健康志向の中食を強化する。低糖質・減塩・添加物削減が3本柱。これらを単に減らすのではなく「より美味しいもの」へと置き換えることで、「美味しく健康」にチャレンジする。

低糖質メニューでは緩やかな糖質制限「ロカボ」の考え方を取り入れ、ご飯や麺の一部を肉や野菜に置き換えるなどして1食当たりの糖質量を40g未満に抑えた。

「今まで(弁当・麺など)主食では糖質を抑えられておらず、ニーズが満たされていなかった。主食で野菜たっぷり、糖質オフの商品は間違いなく望まれている。糖質40g未満といえば通常、おにぎり1個しか食べられずハードルは高いが、おいしくしながら、どう糖質を下げるかが肝だ」(中食商品本部本部長補佐・友永伸宏氏)。

例えばチルド弁当のビビンパ丼では、ご飯に鶏そぼろやタケノコ、粒こんにゃくなどを混ぜ込むことで糖質量を従来の70gから38gへと大幅ダウン。ちゃんぽん専用の中華麺では難消化性でんぷんを配合し糖質を30%抑えながら、グルテンを加えるなどして食感を保持。おいしさはそのままにロカボ化を図っている。

塩分に関しても、チルド弁当の定番商品で従来品より10%減塩。食塩量の多くを占める醤油を濃縮醤油に変更、出汁をうまく使うなどして旨みをカバーしている。4月以降は冷し麺にも拡大し、主食定番メニューを中心に5~30%、平均10%の減塩を目指す。

「かなり高いハードルで、おいしさを損なわずに行うめどはまだ立っていない。だが出汁をうまく使えば不可能ではないと考えている」(中食商品本部長・涌井和広氏)。

食品添加物についても不安を感じる顧客が多いことから、オリジナル商品で合成着色料や保存料を不使用としているほか、「成城石井」ブランドの冷凍中華惣菜や店内厨房のカレーライスでは化学調味料不使用の取り組みを進める。