「リプトン」顧客接点拡大へ 異業種コラボで紅茶を日常化

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは「Fruits in Tea」などの飲み方提案とともに、新たな顧客接点で「リプトン」をアピールし紅茶市場を拡大していく。

新たな顧客接点の起爆剤となっているのは、昨年11月から北海道、愛知県、福岡県の3か所で展開している新業態の紅茶専門店「Lipton TEA STAND」。取材に応じた大西朱音マーケティング リフレッシュメント ブランド アシスタン トリプトンは「数か月たった今でもピーク時に列ができ、紅茶の飲用シーンの日常化が少しずつお客さまに伝わっていると実感している」と語った。

1月31日からは「TEA STAND」で和歌山県産と滋賀県産のみかんを使用したメニューを数量限定発売し、今後は他の地域とのコラボメニューも随時展開していく構えだ。

「若い人や紅茶を普段飲まれない方は紅茶専門店には立ち寄らない」との見方から、紅茶の非飲用層を含めた多くの人との接点強化を目的に異業種とのコラボにも挑む。

大西朱音氏㊧(ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング)と中西瞳氏(ユニリーバ・ジャパン・サービス)

1月29日から3月3日の期間は、NAKED Inc.が手掛けるお花見アートイベントとコラボした「TEA STAND」の特別店舗「Bar“The Secret of Secret Garden”」を展開している。

このオープンに先立ち1月28日、試飲会であいさつしたユニリーバ・ジャパン・サービスの中西瞳マーケティングリフレッシュメント ティー リプトン・新規ビジネス・アシスタントブランドマネジャーは「TEA STANDは単なるマーケティングの施策ではなくトレンドの発展でもない。本当の意味で市場を活性化して変化をもたらす大きな意志の第一歩だと思っている。リプトンから紅茶のイメージを刷新し、紅茶を日常化し新しい市場を開拓していきたい」と意欲をのぞかせた。

「さくら タピオカ・ロイヤルミルクティー」などのアレンジメニュー(Bar“The Secret of Secret Garden”)
「さくら タピオカ・ロイヤルミルクティー」などのアレンジメニュー(Bar“The Secret of Secret Garden”)

定番メニューは、「リプトン さくらティー」とブームのタピオカをアレンジした「さくら タピオカ・ロイヤルミルクティ」ほか、グリーンティーとライチを合わせた「Fruits in Tea」一番人気の「フルーツインティーFree Me、Lychee!」やカクテルメニューの計4メニュー。これとは別に、約1か月ごとに期間限定メニューも2種類ずつ展開していく。スイーツも販売している。

「われわれが紅茶を通して届けたいのは、人と人とのつながりや会話が弾むということで、多くの人にかかわれるタッチポイントを常に探している」(大西氏)。