日清食品が“美容ドリンク”参入 体内でヒアルロン酸を生成

日清食品が美容ドリンク市場に参入。ヒアルロン酸を作るヒアルモイスト乳酸菌液を1本(50㎖)中に20,000㎎、コラーゲン5,000㎎を配合した美容ドリンク「ヒアルモイスト発酵液」を1月28日からグループオンラインストアで新発売した。

ポイントは、同社が発見した乳児由来の乳酸菌「ヒアルモイスト乳酸菌」(ラクトバチルス・ガセリ N320株)。同乳酸菌はヒト皮膚細胞にヒアルロン酸を産生させる働きや、色素細胞のメラニンの産生を抑える働きが強いとされ、皮膚細胞にヒアルロン酸を作らせる機能が特徴。

細胞試験とヒトによる臨床試験で、ヒトの皮膚細胞がヒアルロン酸を作る働きを高める効果と、皮膚の紫外線のダメージを軽減する効果があることを実証済み。乾燥肌を自覚する100人を対象としたモニターテスト(昨年11月10日から1日1本ずつ「ヒアルモイスト発酵液」を試飲)でも、試飲開始から10日目の時点で100人中96人から「変化を実感した」との回答を得ている。

機能性に加え、おいしさにも配慮。「人工甘味料を一切使用していないフルーティな甘み」「程良い酸味を加えた甘酸っぱいピーチ味」などにより、モニターテストでは100人中93人から「毎日続けられるほどおいしい」と評価されるなど、機能性とおいしさを両立させた。

佐藤真有美マネージャー(日清食品)
佐藤真有美マネージャー(日清食品)

同商品を担当する佐藤真有美日清食品マーケティング部ECグループブランドマネージャーは「弊社は『the WAVE』という研究施設で、健康・栄養をテーマとした基礎研究を行っている。特に免疫や老化に関する乳酸菌の研究を50年以上行ってきたが、老化防止を専門に研究しているチームが、美容に非常に役立つであろう乳酸菌『ヒアルモイスト乳酸菌』を発見。ヒアルロン酸を細胞の中に作らせる機能に着目したドリンク商品を開発した」と開発の経緯を説明した。

ここ数年、常温商品をターゲットとする乳酸菌ビジネスが活発化しているが、同社でも今後、同乳酸菌を乳製品、菓子に展開すべく検討するものとみられる。