業績好調、店頭イベントで勢い加速へ サンヨー食品販売

サンヨー食品販売は19日、東武ストア「おけがわマイン」(埼玉県桶川市)で、縦型カップ麺「サッポロ一番 カップスター」を中心とする「カップスター誕生記念 店頭大々陳イベント」を実施した。今期は袋麺、カップ麺の主力ブランドが牽引、業績好調だが、年明け早々の恒例イベントでさらなる売上げ拡大を目指す。

同社は例年、「カップスターの日」(1月18日)を含む1月中旬から2月初旬にかけて全国の量販店店頭で販促プロモーションを展開しているが、今年は19企業19店を対象に、2月初旬まで実施する。

東武ストアでのイベントには水上幸重社長、杉村壽哉副社長ら経営幹部も来店、人気アイドルユニット乃木坂46とのコラボが話題のタテ型カップ麺「カップスター」「サッポロ一番 和ラー」、袋麺「サッポロ一番」を中心とする同社主力商品を買い物客にアピールした。

今年発売44周年を迎えたイベントの主役「カップスター」は今期(4~12月)、レギュラー(5品)が前年比2ケタ増に迫る勢いと絶好調。1月も店頭イベントに加え、記念商品(じゃがバター)の発売やイメージキャラクター乃木坂46を起用したアニバーサリー仕様のパッケージなどが好調で、前年を大幅に上回る実績を見込む。

今期は「カップスター」以外も好調。15年ぶりにTVCMを投入した「サッポロ一番どんぶり」が2ケタ増。乃木坂46とのコラボレーションを展開する期待の「サッポロ一番 和ラー」は、下期に入り猛烈な巻き返し。特に今月はテレビ番組効果などもあり、20日前後までで前年比70%増と爆発的な伸びを示している。

袋麺でも「サッポロ一番 みそラーメン」発売50周年の販促効果などもあり、「サッポロ一番」がプラス成長と盤石だ。

同日、取材に応じた篠原幸治サンヨー食品取締役マーケティング本部長は、「袋麺を安定させた上で、カップ麺の橋頭堡を築く」という狙い通りの展開に自信を示すとともに、19年の同社の取り組みについて「来期の売上目標は過去10年の中で高い設定だ。袋麺に加え、カップ麺の強化に乗り出す」と語り、トップシェアながら成長を続ける袋麺に加え、即席麺に占める売上高構成比が高い半面、同社のシェアが5%程度にとどまるカップ麺のシェアアップに意欲を示した。