西友 新CEOに欧州の小売業界ベテラン招聘

ウォルマート・ジャパン・ホールディングスと合同会社西友の最高経営責任者(CEO)に、3月15日付でリオネル・デスクリー氏が就任する。17日に発表された。

デスクリー氏は、ベルギー出身の39歳。ウォルマートには今年1月15日、西友の社長就任含みで入社したばかりだが、欧米大手食品小売企業のデルハイツ・グループで10年以上にわたるトップマネジメントの経験を有し、欧州のデルハイツで、220店舗を展開するスーパーマーケットチェーン、240店舗に及ぶ地域の小売店、130店舗を超えるコンビニエンスストアすべての運営を統括するなど、小売分野での豊富な経験を有する。

デスクリー氏の起用について、ウォルマートでは「新たな経営陣は日本市場にとって最高の布陣であり、『Seiyu powered by Walmart』という、ウォルマートのコミットメントを裏付けるもの」とのコメントを発表した。

デスクリー氏は今後、ウォルマート本社での研修や各国の市場へ視察などを予定。日本では今後、全国の店舗を回り、従業員、取引先をはじめ、さまざまなステークホルダーとの関係構築を図り、西友と日本市場に関する知識を深めていく。

西友については、一部で身売りが報じられるなど、ウォルマートの今後の方針が注目されていたが、新たな経営体制を構築することで、引き続き日本市場での展開を進めていく考えを打ち出した形だ。