「森永甘酒」のオリジナル甘味 20日の大寒へ新宿伊勢丹 発酵文化で新顧客つかむ

「甘酒の日」である1月20日の大寒に先立ち、伊勢丹新宿店で「森永甘酒」を使用した名店7ブランド(計8品)のオリジナル甘味を9日から期間限定で順次発売している。

森永製菓と三越伊勢丹の共通の狙いは顧客の拡大。7日、森永製菓本社で開催された特別試食会で取材に応じた森永製菓の渡部耕平マーケティング本部菓子食品マーケティング部食品カテゴリー担当は「日本の伝統的な発酵文化と大寒でしか味わえない味を価値としてお客さまを広げていきたいという思いが一致した」と語った。

「森永甘酒」のメーンターゲットと伊勢丹新宿店の実購買層はともに30~40代。「森永甘酒」と名店がコラボすることで、健康と美への関心が高い20代女性の新規獲得を図っていく。

森永製菓の渡部耕平氏(中央)と三越伊勢丹「甘の味・茶の道」の所属バイヤーら

この目的に向けて、三越伊勢丹の弓納持清美食品・レストランMD統括部新宿食品・レストラン営業部甘の味・茶の道バイヤー(写真右から2人目)は「各店にパウダーと飲料の両方を提供した。『森永甘酒』が原料となることで、大寒の日と甘酒が日本の発酵文化であることの両方を伝えていきたい。産地限定が当たり前になってきている中で作り手の思いを伝えていくと、知らなかったことを知った時の喜びになり商品の価値としてみてもらえる」と意欲をのぞかせた。

オリジナル甘味は「甘酒のプリン」(鈴懸)、「甘酒ぷりん~ふわふわ餅添え~」(ISSUI)、「甘酒金時」(御笠山)、「甘酒羊羹と栗羊羹」(小布施堂Shinjuku)、「甘酒と苺のフラン」(パティスリーキハチ)、「甘酒餅」(老松)、「甘酒入り一枚流し羊かん」(富久屋)、「甘酒入り白椿餅」(富久屋)の8品。売場では「森永甘酒」をディスプレイなどで露出し原料として使われていることを分かりやすく伝えていくという。

和菓子商品が多く、三越伊勢丹としては和菓子活性化の狙いもある。森永製菓としては、各名店から「森永甘酒」を原料にした甘味が発売されることでブランド価値向上や飲用以外の汎用性の拡大にも期待を寄せる。

なお「森永甘酒」については、昨年12月11日に放映されたテレビ朝日系「林修の今でしょ!講座」の効果で需要が急伸している。