丸亀の骨付鶏とさぬきワインがタッグ 香川県の魅力発信

香川県の丸亀市とさぬき市は特産品の骨付鳥と日本ワインのPRで連携して認知向上、販路開拓を図っている。

12月には東京・丸の内の日本百貨店さかばで骨付鳥とワインのマリアージュフェア発表会を開催。PRに訪れた丸亀市の梶正治市長は「両者の相性は良く、一緒に知ってもらい、魅力をお互いに高め合っていきたい」と抱負を語る。

地方特産品の課題は認知度向上だろうが、東京で開かれるPRイベントは多く埋没しがちだ。さぬきワインについても「骨付鳥に乗っかって売ろうということ」(さぬき市の大山茂樹市長)とし「現実を踏まえていろいろなことをしていく。夢ばかり追うと今までの繰り返しになる。今回は一歩前進のマリアージュフェアだ」(同)と意義を強調し、「四国は一つという気構えで取り組めば今以上に幸せになるとの想いで今回のペアに至った」(同)と話す。

丸亀市の骨付鳥は約半世紀前から生産され、15年ほど前からブランド化に取り組んでいるが「ただ勧めても選んでもらえない」(梶市長)と言い「継続するには物語を作って広めなければならず、それが地方都市の生き残る道だ」(同)とする。

ピーク時には約10万本を生産したさぬきワインはぶどう生産量の減少等で現在は約4万本だが、香川大学農学部が開発した新品種ぶどう「香大農R-1」を使った商品をさぬき市SA公社が製造し好評だ。両者共同でポスターも作成しPRに努めている。

今後について大山市長は「地方が良いものを作って都会に送るだけではなく、地方で食べたいとなるよう、量からの質への転換を図りたい」と話している。