冬アイスブームに陰り? 12月は7%減

アイスクリームの12月市況は、7%減で着地した模様。15年暮れから始まった「冬アイス」ブームは、厳しい寒さの中でも順調に市場を拡大させてきたが、今期は冷え込んだ気温並みの動きとなった。ロッテから森永製菓まで市場の4分の3を占める上位7社もほとんどが前年に届かず、ブームも一段落したようだ。

ロッテは5%減。主力の「雪見だいふく」群が10%減と厳しかった。年末年始に活躍する「レディーボーデン」も5%減。

江崎グリコも5%減、主力の「パピコ」は4%増と奮闘したが、中間価格帯を狙う「大人シリーズ」が苦戦。

森永乳業は3%減、「ピノ」「モウ」は前年をクリアできたが「パルム」が5%減、12月になると売場に並び風物詩のようになっている「ビエネッタ」は2ケタ以上のマイナスとなった。

ハーゲンダッツ ジャパンは7%減。クリスマスや正月に備えて年内に買っておく“ハレの日”需要が今期は弱かった。バニラ、ストロベリー、グリーンティーの基幹3品は4%増で、ミニカップ群は1%増となったが、バーやマルチ、クリスピーサンドが軒並み厳しかった。

明治は8%減、エッセルは2ケタのマイナスとなった。赤城乳業は15%減、12月決算では5%増での着地を見込んでいる。

森永製菓は「ジャンボ」シリーズがマイナスとなったが、末端売価が250円前後となる「ステラおばさんのクッキーアイス」があって何とか前年を維持できた模様。