即席麺業界18年重大ニュース 誕生から60年、総需要は過去最高の拡大ペース

専門紙8社で組織する即席ラーメン記者会は「2018年即席麺重大ニュース」を選定した。

2018年は即席麺生誕60周年を迎えたが、即席麺総需要は、引き続きカップ麺が好調を持続したことに加え、袋麺も復調気配となったことで、今年も過去最高ペースを持続した。

「チキンラーメン」の60周年を筆頭に、周年商品が相次いだことも過去最高ペースの原動力となった形だ。

今年も全国各地で自然災害が発生したが、日本即席食品工業協会会員メーカーは7月の西日本豪雨被災地に3万5千食、北海道胆振(いぶり)東部地震被災地に2万5千食を支援するなど、いち早く被災地支援に動いた。

課題とされている若年層の開拓に向け、動画投稿サイト、LINE、TikTok(ティックトック)、アイドルとのコラボなどを活用し若年層向けのマーケティングが深耕した。

一方、少子高齢化、1~2人世帯の増加を受け、袋麺1食やミニカップ麺が台頭するなど、社会環境変化による動きも見られた。

コスト高を背景に他業界では値上げが続出している。即席麺業界は、現時点で動きが見られないものの、今後の動向が注目されるところだ。