“コーヒーと和菓子を楽しむ” コンテストなど通じ生活者に継続発信、海外へも AGFと和菓子協会が協働

味の素AGF社は全国和菓子協会と協働し、“コーヒーと和菓子を楽しむ”食文化の提案を継続していく。

11月26日、都内で開かれた「珈琲♡和菓子コンテスト2018表彰式」で囲み取材に応じた品田英明社長は、16年から展開している同提案の手応えについて「和菓子業界ではだいぶ浸透してきたと思うが、生活者の方々に向けていろいろな機会を通じて継続的に発信していきたい」と語った。

珈琲♡和菓子コンテストは今年で3回目の開催となり、今後については「ゼロベースで考えていく。大なり小なり全国和菓子協会さまとやっていく」。

和菓子との相性のよさをうたうレギュラーコーヒーブランド「AGF煎」でも取り揃えている一杯抽出型のドリップコーヒーは、中国など海外からの引き合いが強まっているという。このような状況も加味している模様で、「今後は地に足を着けて日本で継続的に海外へ発信できることを考えている」と述べた。

長澤真悟さん㊧と受賞作「LATE・焼」
長澤真悟さん㊧と受賞作「LATE・焼」

今回のコンテストでグランプリに輝いた作品は、「AGF煎と共に楽しむ創作和菓子」部門では伊勢屋(福井県小浜市)に所属する谷川イリーナさんの「穏やかな珈菓」、「コーヒーを用いた和菓子」部門では専門学校で学ぶ長澤真悟さんの「LATE・焼」。

同コンテストは和菓子にも光を当てる。2年前の第1回でグランプリを受賞した御菓子処「やかべ」(福岡県小郡市)の「珈琲まんじゅう傍ら」はその好例だ。電話取材に応じた同店の矢ケ部一則氏は「地元のマスコミにも多く取り上げられ今も売れている。ネット販売しておらず、遠方のお客さまには電話で注文を承り配送している」と説明した。「珈琲まんじゅう傍ら」は、福岡県商工会連合会が運営するアンテナショップ「DOCORE」(どぉこれ)でも売れ筋だという。

第1回グランプリ「珈琲まんじゅう傍ら」(やかべ)は今も人気