大豆で作ったハンバーグ 大塚食品、肉代替市場に参入

大塚食品は肉代替商品市場に参入する。新たに「ゼロミート」ブランドを立ち上げ、大豆を使った肉不使用ハンバーグ2品を27日から通信販売(グリーンカルチャー)、関東エリアの一部のコンビニエンスストア、スーパーマーケットで先行発売した。同社は今後も「ゼロミート」ブランドでさまざまな肉代替商品・メニューを開発し、おいしくて健康的な食生活の提案に取り組む。

大塚食品は21日、都内で新製品発表会を開催した。新規事業企画部の嶋裕之部長は「肉代替商品、乳代替商品は欧米のスーパーの棚には普通にある」とした上で、その市場は今後、欧米、アジア、さらに日本でも拡大が見込まれていることを紹介。欧米で肉代替商品、乳代替商品を販売する大塚グループの強みを生かしながら、日本国内で肉代替商品に参入する考えを明らかにした。

新たに発売するのは「デミグラスタイプハンバーグ」とチーズのような豆乳クリームを使った「チーズインデミグラスタイプハンバーグ」の2品(各140g入り、税別希望小売価格270円)。「おいしくて体に良いという特徴を持った商品」(嶋部長)で、

嶋裕之部長(大塚食品)
嶋裕之部長(大塚食品)

肉を使ったハンバーグをベンチマークに、電化製品などで多用されるリバースエンジニアリングの手法を使い、肉のような食感、味、香りを実現した。

電子レンジで温めるだけでおいしく食べられること、より安定した商品供給、さらに環境に配慮してフローズンチルド商品として展開することも特徴。同社は「ゼロミート」を「肉を減らしたい人」をターゲットに提案。店頭などでの試食販売を進めながら、商品、ブランドの育成を図る。