レースの外でも熱い戦い

体重60kgの人がフルマラソンを4時間かけて走ると、およそ2千400kcalを消費する。このため日本のマラソンレースでは、エネルギー切れが予想される後半にエイドステーションにバナナやパンなどが用意されている。

▼マラソンに限らず、ロードバイクやテニス、サッカーなどの持久系スポーツでは、高カロリーでミネラルやアミノ酸を素早く補給できるエナジージェルの人気が高い。軽量でポケットに入り、持ち運びにも便利だ。

▼販売はスポーツショップやドラッグストアがメーンだが、最近はスーパーにも拡大。栄養食品売場やレジ横のかごに並んでいる。味の素の「アミノバイタル」は、子供の野球やサッカーの差し入れ用にまとめ買いされるケースが増加。導入したスーパーでも「こんなに売れると思わなかった」と驚くという。

▼裾野が広がるにつれて新規参入も増えている。少しでも認知率を上げようと後発メーカーも必死だ。先日の大阪マラソンではコース脇に机を広げてランナーに無料提供していた。熱い戦いはレース以外でも繰り広げられている。