中からソースがとろり 片手で食べるお好み焼 阪急、オタフクとコラボ

阪急阪神百貨店が、前回の“カレーライスのようなカレーパン”に続いて商品化したのは、おむすびのように食べるお好み焼。NBメーカーと進める“オンリーワン戦略”第11弾は、関西のコナモン文化に着目。オタフクソースをパートナーに、「今までにない、驚きのあるお好み焼」(阪急うめだ本店惣菜商品部・矢野朗子MD)をコンセプトに開発した。

約9か月間の試行錯誤を経て完成したのが、キャベツを混ぜた生地からソースがあふれ出す「お好みソース饅頭」。広島お好み焼の定番であるそば、うどん、同社の人気商品「呉海自カレーソース」を練り込んだカレーうどん、ハバネロ麺を使った激辛そばなど6種類を揃える。

この商品のために開発した固形ソースが中に入り、温めて食べることでとろけ出る。普通は表面につけるソースが、中から出てくる点が斬新だ。「お好み焼をいつでもどこでも楽しめる、おむすびと同じポジションのものにしたい」(オタフクソースイノベーション推進部・細川隆志部長)と、食シーンの広がりに期待する。

「お好みソース饅頭」(oh!!sauce)
「お好みソース饅頭」(oh!!sauce)

12月5日から、阪急うめだ本店地下1階に専門店「oh!!sauce(オー!!ソース)」を開店。麺は広島から、生鮮素材は大阪から仕入れ店内で加工する。

「お好みソース饅頭」のほか、同店限定販売の「oh!!こだわりお好みソース」3種類(デーツ&牡蠣エキス、焼あご&焼しいたけ、赤ワイン&トリュフ)を販売。価格は「お好みソース饅頭」が1個220~270円、ソースが540円(赤ワイン&トリュフのみ640円)。

1日1千200個の販売、年間売上げ1億円を目標とする。客単価は約1千円を想定している。野菜を多く使い、1個当たり約150kcalというヘルシー感を打ち出しながら、ランチのほか女子会などのパーティー需要を狙う。